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2017 / 03 / 04  10:48

定番酒の脅威。

最近ウチのブログ、長文やなーって思ってる人多いでしょうねー。
そう、長文すぎ。
 
ブログって写真を多用して文章は短くするのが鉄則みたいなところがあるらしい。
無視しますけど。
 
 
ウチのブログ読んでくださってありがとうございます。
ふざけたくらいに少人数なんですけど、ありがたいです。
小学校1クラスくらいの人数でも読んでもらえるのはありがたい。
 
でもちょっと業界の人多すぎですわ(笑)
酒屋さん、別の酒屋のブログ読んでる暇があったら店の掃除してください(笑)
特にウチのブログなんか読んでもしゃあないですから(^_^)v
 
 
 
さて。
 
最近定番酒がえらいことになってます。
いや、最近じゃないです。
実はずっとずっと前から定番酒って凄いんです。
 
店にいるとですね、よく言われるんです。
 
「何か新しいの入った?」って。
 
いわゆる季節限定のお酒ですよね。
 
そういう質問に私も素直に答えますのでしゃあないのですが、毎月いろんな酒蔵さんから季節限定のお酒が登場するもんで、飲み手の立場になって考えるといろんなお酒を飲んでみたいですし、「次!次!新しいお酒!」みたいな感じになります。
 
分かります。その通りやと思います。
 
で、毎回違ったお酒(季節限定酒)を飲んでらっしゃる方々に聞いた事があります。
 
 
「この蔵元さんの定番酒を飲んだ事ありますか?」って。
 
 
そしたら、「言われてみたら飲んだ事ないかも」って、だいたいの人がおっしゃるんですね。
 
そーなんです。
案外無かったりするんです!
 
 
なので皆さん。
心当たりのある人は是非一度、いろんな蔵の定番のお酒を制覇してみません?
 
 
蔵元さんは出荷する酒すべてを愛していますが、その中でも「蔵の顔」である定番酒には、とんでもなく神経を注ぎ、ビビるくらいに集中して造ってはるんです。だって、「蔵の顔」ですから、そこで無茶もできませんし、毎日晩酌として飲まれている確率が季節限定酒よりも高い訳なんで、飲んでくれる人の「日常」に入ってる訳です。
 
酒を愛してくれている人の毎日の生活の一部になっている確率が高い定番酒。
そして実は、飲んでいてホッとする酒、それが定番酒なんです。
 
定番酒を飲めば、それぞれの蔵元さんが進んでいる方向が見えてくる。
これ、ホント。
 
毎日の食にさりげなく寄り添ってくれて、飲み飽きせず、知らない間に笑顔になってるのが定番酒。
 
 
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灘酒「大黒正宗」。
現在、白鶴酒造さんの手造り蔵を借り、大黒正宗の井上さんと知久さんご夫妻が陣頭指揮を執り、大黒正宗が用意した酒米と宮水で醸す、レベル高すぎの酒。だいたい毎日飲める晩酌酒に兵庫県産特A山田錦を使うというのが尋常じゃない。
 
 
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石川県能登半島の真ん中あたりにある鳥屋酒造さんの「池月」。
悪いけど、ビビる人多し。
特に、料理を自慢とする飲食店店主さんからの評判がすこぶる良い。
食にそっと寄り添ってくれる酒。
 
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蔵元の星さんが立ち上げた花泉酒造さんのSPブランド「ロ万(ろまん)」。
この酒、なんで「ロ万」って言うか知ってます?
カタカナの「ロ」に漢字の「万」で「ロ万」。
 
蔵元の星さんがある時、酒の仕込みに使うタンクを見てたんですって。
そこにタンクナンバーが書かれてるんですけど、そこに「◇◇号」って書いてた。
 
「号」っていう漢字。
分解してみると、上が「口」で、下が「万」となってる。
 
そう、お分かりでしょうか?
 
蔵元の星さんは、「号」という漢字を見た時に「ロ万」に見えたそうです。
 
「ロマン?そうか!ロマンだ!酒造りはロマンなんだ!」というところから「ロ万」ブランドが誕生したのです。
 
この話を聞いた時、「ホンマですか?」って聞いたら真剣な顔で星さんは「ホントですよ!」と強く言ってました(^_^)
 
 
この酒はロ万ブランドの定番「ロ万純米吟醸」。
 
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福井県美浜の酒「早瀬浦純米」。
定番中の定番です。
 
仕込みに使う水が硬水で、とにかく発酵が進む進む。
キリリとした味ある辛口酒に仕上がるのです。
キレある辛口が好きな方が大好きなお酒なんです。
 
 
 
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宮城県「山和 特別純米」。
ファッションリーダーで独身(何歳か忘れた)の蔵元・伊藤さんが蔵に帰ってきて立ち上げたブランド。
伊藤さんってセンスあるんですよー。ラベルにしても酒にしても。
この定番酒はホントに優しい口当たりでフワッと広がる旨味を持ってて、そしてスッとやさしく消えていく、やや辛口のお酒に仕上がってます。ホントに辛口の酒って香りもシャープな感じになるんですけど、山和はこれまた違うんですよね~。
 
ま、飲んでみて。
 
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福岡県大川市「若波純米」。
ウチに来てくれるお客さんみんな、若波のコーナーで立ち止まります。
ラベルが素敵すぎる。
 
そしてこの定番酒。丸みを帯びたふくよかなお米の旨味をしっかり感じて、のどを通った後も幸せな余韻が残ってて、気がつくとスゥッと消えている。個人的に常温でチビチビ楽しむのが大好きです。
良い酒を造り続ける為の設備投資をやってのけ、これでいい酒が出来なければウソじゃないかと思うくらいに自分にプレッシャーを与える今村嘉一郎さん。とーちゃんがんばれ!
 
 
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年々進化してますよ「冩樂純米」。
去年なんかどれだけいろんな人に言われたか。
 
「冩樂って、変わった?」って。
変わったっていうのが分かるって事は、その人はかなり冩樂を飲み続けている人ですよ。
分かるところが凄い。
 
そう、変化してます。進化してます。
だからこそ毎日飲みたくなる。
 
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当店の定番中の定番。
会津娘には特別本醸造っていうのもあるんですが、前に蔵元の髙橋さんに聞いてみたことあるんです。
 
「地元では特別本醸造が飲まれてるんですか?」って。そしたら髙橋さんは、
 
「この純米です」と。
 
 
すげー。それはすげー。
箱に空き瓶を入れて蔵に持ってきてくれて、その箱に買った酒を入れて帰って行くんですって。
 
純米が地元の定番になっている光景。
 
地元の人が愛している「会津娘純米」。飲むべし。
 
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地元をやたらと愛する栃木「大那」の阿久津さん。
阿久津さんが蔵に帰ってきて地元の農家の人たちとの絆を深め、地元で栽培されている酒米をしっかりつかって醸す酒は、料理の名脇役になることを目指してます。
 
この「大那特別純米」まさにそのポジション。
 
 
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ラーメンで有名な喜多方酒「奈良萬純米」。
ふくよかでぽっちゃりしていて、お米の旨味が凝縮してて。
飲んでて知らない間に笑顔になってますよ。
特に燗酒。旨すぎてムカついた事が何度もありました(笑)
 
 
 
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青森・西田さんの、やたらとレベルが高くて価格が安い酒「喜久泉吟冠」。
一升瓶で2300円でお釣りがくるんですから、タマランですわ。
そして吟醸造り。香りの立ち具合も素敵やし、もしかしたらワイングラスだって似合ってしまう「ワンランク上の晩酌酒」。
この酒は経験しておいたほうがいい。本気で。
 
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同じく西田さんの定番「田酒 特別純米」。
これはホント料理とセットですね。
毎日の食卓にどーんと一升瓶を置いて(奥さんに嫌われない程度で)、かっこよく晩酌してほしい。
そして、時にはぬる燗にして飲んでみて。
かーちゃんが作ってくれる料理が更にパワーアップしますから。
 
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玄葉さんの「あぶくま特別純米」。ちょっと前まで「特選純米」でした。
名前が変わった理由はまた私に直接聞いてください。
 
この定番酒のレベルがホント尋常じゃなくて、ひと口飲んでくれた人から「なにこれ、めちゃくちゃ旨いやん」と唸ってくれます。
これは言葉で言うより体験するのが一番いいかも。
 
「自分が飲みたい酒を造る」というのがモットーの玄葉さん。
まさしくこの酒は、「玄葉さんが飲みたい酒」なんです。
 
 
ということで今回ご紹介したお酒はすべて店頭にて購入可能です。
週末、是非お立ち寄りください。
 
 
この定番酒の事で思いついた事があるのでちょっと企画してみます。
 
 
ちなみに明日は量り売り大会ですよ~(^_^)v
 
 
※本日開催の飲み会は受け付け終了しましたー!
 
 
 
 
 
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★当店詳細★


かどや酒店 茨木市蔵垣内3-18-16 072-625-0787
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月祝定休 店舗の信号向い側に1台分の駐車スペースあり