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2016/09/04 12:45

秋酒第一弾「早瀬浦」「山和」「奈良萬」

まだ暑いのに秋酒は早いとかなんとか、いろいろな意見があります。

「ひやおろし」の意味は何やねんとか、いろいろあると思います。
 
どれが正しいとか正しくないとかそんなんちょっと横に置いといて、私はこう解釈しています。
 
蔵元さんが
今の時期だからこそ
味わって欲しいと思って
出荷してくれたお酒
 
それぞれの時期に飲んで欲しい味わいがあって、例えば今から紹介する秋酒は、「秋に出荷する事を前提に全て製造設計をしたお酒」なのであります。
 
 
今の時期に出る酒全部秋酒ちゃうの?って聞かれた事もあるんですけど、そもそもコンセプトが違うので私は、「それがまたちゃうんですよー」と普通に答えてます。
 
 
今回も入荷しましたお酒が到着して速攻開封・試飲させてもらいましたが、
 
エエ熟成してます
 
 
例えばアツき兄貴・三宅さんが世に送る秋酒「早瀬浦 夜長月」。
 
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開封して瓶からわき上がる香りで「旨味とまろみ」を感じましたもんねー。
個人的な感想やから間違ってるかもしれませんけど、去年以上に熟成感がある気がする。
冷やして飲むのもOKですが、常温からの温度帯が抜群に旨い。
ええわー早瀬浦。
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造りに命を懸ける男は背中で全てを物語ってる。
 
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年に何回会ってるか分からない「ラーメンの町 喜多方」東海林さんが提唱する秋酒「奈良萬ひやおろし」もコクありますねー。香りが大人。ダンディー路線です。
 
通常出荷されている奈良萬ブランドの中で最も味の押しを感じます。
要冷蔵商品ですが、個人的には常温で一升瓶をドーンと部屋に置いといて、ゆっくりチビチビ味わいの変化を楽しみたい感じ。
 
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ラーメンに命を注ぐ男は、ドアップで勝負を懸ける。
 
 
そして宮城県のオシャレ蔵元・伊藤さんが提唱する秋酒「山和 純米吟醸ひやおろし」。
 
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伊藤さん本人がオシャレなんで、ラベルもスタイルもおしゃれです。
茶色の瓶で透明ラベル。
山和のロゴはゴールドという、誰も思いつかないスタイルで世に送り出す。
シブすぎる。
 
味わいはこれまた山和ブランドの中では最もフルボディですねー。
山和ブランドの酒が濃厚系じゃないので、山和ブランドのラインでフルボディって感じ。
 
これも熟成具合がなんとも言えない。
 
マジでタマラン。
 
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まあオシャレですよ。
いつもチョッキ(ベストと言うのか?)着てます。
俺はもうチョッキは着れない。
 
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ということで、秋酒の熟成感は夏酒にもない、しぼりたてにもない、秋酒ならではの熟成感ある味わい満載なのですよ。
 
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ウチで試飲できます。
 
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去年の8月に開催した試飲会の後の反省会の写真。
懐かしいなー。
 
俺だけやな、成長無しなのは(笑)
 
 
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この3種は現在店頭にて手にして頂けます。
遠方の方は発送も可能です。
 
★早瀬浦 特別純米“夜長月” http://kadoya-sake.ocnk.net/product-list/30
★奈良萬 純米ひやおろし http://kadoya-sake.ocnk.net/product-list/44
★山和 純米吟醸ひやおろし http://kadoya-sake.ocnk.net/product-list/63
 
 
あ!
栃木のファンキー蔵「大那」を忘れてました(笑)
 
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「夏越し純米吟醸」と言います。
入荷したのが最も早かった秋酒。
在庫少なくなってきてます。
お早めにどうぞ。
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阿久津信氏、ホンマにオモロい男であります(^_^)v