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2019/07/20 17:39

RED

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ふと見ると、赤いラベルの酒がいろいろ。
 
写真右から「麦焼酎 赤鹿毛」。
宮崎・柳田酒造の柳田正さんが立ち上げた麦焼酎。
 
元々エンジニアだった柳田さん。
機械いじりが大好き。
功を奏してオリジナルの味わいを出す事が出来た。
常圧と減圧のエエとこをうまいこと表現した麦焼酎「赤鹿毛」。
香ばしさを楽しみつつ、食と共に味わえてしまうありがたい存在。
 
今大ブームのソーダ割りしてみて。
「おぉ、こう来たか!」と言ってもらえる自信あり。
 
次に「麦焼酎 山猿」。
山奥にぽつんとある、異国かと思わせる素晴らしいシュチュエーションに蒸留所はある。
その蒸留所は、尾鈴山蒸留所。
 
数年寝かせの常圧麦焼酎。香ばしさがちょっと“大人”。
マイルドだけじゃない。何って言うたらエエんかなー。
ま、飲んだら分かるわ。これマジで。
ラベルもなかなか可愛い。
 
次に「芋焼酎 金峰紅」。
鹿児島・宇都酒造さんが数年前に新発売した紅芋を使った蒸留酒。
宇都さん、職人ですわー。経営者やけど職人よりかなー。
最近喋ってないから、一度久々に鹿児島にも行かないと。
 
 
そして「菊鷹レッド」。こちらは日本酒。
山廃仕込みのフルボディ生原酒。
ナイスバディ。ボリュームたっぷり。
パンチあり。
去年と比べると少し軽快さを感じますが、それでも濃いぞ!!
山本杜氏のフルボディをお試しあれ。
 
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私はこの酒が結構好きです。
「而今」を造る木屋正酒造さんの地元ブランド「高砂」を再びレベルアップさせ、ハイクラスの純米大吟醸クラスに使用。
而今とは違った表情だけど、それはあえてそうしてる。
 
而今と高砂。
違うけどやっぱり兄弟。
親が同じだ。
だから、通じるものはバシッとあるんですよねー。
 
火入れでほんのり優しく感じるガス感がこれまた心地いい。
ラベルも綺麗っしょ。
 
贈答用で使ってみると180%喜んでもらえる自信あるし、時々自分へのご褒美でハイクラスを楽しみつつ自分に「今週もお疲れ!!」って自分をねぎらう時の酒にも俺はいいんじゃないかと思う。
 
720mlで3240円。
高いと思うか安いと思うか。
それは貴方の次第。
俺はこの旨さなら高いとはこれっぽっちも思わない。
 
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我が愛する鹿児島・国分酒造さんの蔵の中でじっくり5年以上甕壺で貯蔵熟成させた逸品。
度数が高めだけど、それを感じさせないのは5年もの時の流れのせいなのか。
まさしくロ万。
 
5年前、貴方は何をしてましたか?
あの頃と今、きっと全然違うはずですよね。
 
この芋焼酎は、「5年前のあなた」の時に生まれた芋焼酎。
5年の時の流れを全てしってる酒、それが「薩摩国分 かめ壺貯蔵5年」。
 
素敵な袋に包まれて店頭にて限定販売中。
 
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愛媛県産「マンネンボシ」という品種のハダカムギを原料に仕込み、蒸留した2019年産麦焼酎。
甘い!甘いよ!でもこの甘さ、ドライな甘さだよ!
俺はこのソーダ割りが大好きで、ある焼き鳥屋に行くと100%旭万年星のソーダ割りを飲む。
っていうか、それを飲みにその焼き鳥屋に行く。
 
宮崎・渡邊酒造場のルーツである愛媛県で生まれた麦「マンネンボシ」。
渡邊家にとって、愛媛県産マンネンボシと出会うのは必然やったんやろなー。
ロマンや、ロマン。
 
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チャレンジャー柳田。
俺は彼を猛烈に尊敬してます。
 
20年以上前、柳田正氏と出会った。
そこから宮崎県より「駒」という麦焼酎を直接送ってもらった。
 
いわゆる「蔵元と直取引」を最初に始めた焼酎屋さんが柳田酒造さん。
だから思い入れ満載。
 
柳田正氏と年齢も近い事もあって、愛着どころか「一緒に成長していきたいアツい男」。
なんか、柳田さんばっかり成長して俺はたいした成長もなく今に至ってるのがアカンとこやけど、とにかく彼は凄いと思う。
 
努力家だ。
 
そんな彼が数年前から芋焼酎を復活。
そして今、「ハマコマチ」というオレンジ系の芋を原料に仕込んだ「千本桜ハマコマチ」が大ヒットしている。
大ヒットじゃないな、ブレイクだ。
 
去年も瞬殺した。即完売した。
だから今年は、もう一度自分なりに原点に戻るべく、ゆっくり伝えながら発信することにしている。
 
で、同じ「千本桜ハマコマチ」でも、
 
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ハマコマチそのものを4ヶ月間、最高の環境の中で熟成させたものを原料にした焼酎「千本桜熟成ハマコマチ」を造った。
 
もうね、オモロすぎて涙ちょちょぎれるわ!
 
この2種類、飲み比べるべきやでマジで。
飲み比べできないなら、香りだけでも体験すべきや。
この2種の千本桜ハマコマチを体験しないなら、俺はもう貴方を認めないかもしれない(笑)
それくらい体験してほしいっす。
 
数も少なくなってきました。
あとどれだけの人に体験してもらえるやろか。
 
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常に挑戦する男、渡邊幸一朗氏。
弟の潤也氏と様々な話し合いをしながら、今できることを懸命にやってる。
 
「朗らかに潤す」という焼酎。
2017年に登場。
この焼酎のラベルには、この焼酎が出来るまでの全ての行程が記載されている。
もうこれは、カルテだ。
これを見ればこの焼酎の全てが分かる。
 
これを読みながらこの焼酎を味わう。
なかなか乙じゃないですか。
 
ギュッと詰め込まれた凝縮したいい芋の甘さ。
ストレートでゆっくりチビチビ楽しみたくなる悔しさがある。
 
ホント、悔しい。
 
 
今月末、「紅誉(べにほまれ)」という甘藷を原料にした「朗らかに潤す紅誉」が登場する。
蔵元曰く、「紅芋由来の香りと甘さがソーダ割りで炸裂する」という事で、ソーダで割った時にあまり薄くならないよう、あえてアルコール度数は30度に設定。ボトルも720mlじゃなく、750ml。イキってます完全に。
 
既に多くのご予約を頂戴しております。感謝。
 
もちろん店頭販売もします。
発売したら必ず味わおう。手にしてください。
そして、ソーダ割りを楽しもう。
 
 
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仙禽の顔である定番「クラシック仙禽無垢」「モダン仙禽無垢」揃い踏み。
私のミスで、クラシック仙禽無垢をずっとずっと欠品させてしまってました。
申し訳ないです。
 
今、カドヤサケテンにあります。
 
今期よりクラシックシリーズが全量生もとにチェンジ。
いつも何をやらかすか分からない蔵元・薄井一樹。
見るからにイキってるけど、酒造りに対しての本気具合はなかなかのものかもしれない。
 
 
昔、蔵元さんといえば年配の方で歴史ある法被を着て、超真面目でちょっと堅物なところも見え隠れする、そんなポジションだった。
 
今は20代から60代まで、みんなオシャレだ。
 
「最近の蔵元はアイドル的になってる」
 
そう批判する奴もいるが、別にエエやないか。
どこがアカンねん。アイドル的存在になっても、イイ酒を造り続けているんだったらエエやないかい。
やることやってるんやから、別にどんなスタイルでもエエやないかい。
 
いろんな人がいてるからオモロいんであって、「こうじゃないとアカン」というひとつの考えに押し込んでしまう事が一番オモロない。
そういう事ばっかり言うてるから「この業界は古いな。閉鎖的やな。」って言われるねん。
 
いろんな人がいろんな新しい風を吹かせてくれる、そんな業界じゃないと確実に低迷していく。
 
イキってる仙禽、イキってる薄井一樹。本人は「イキってないっすよ」って否定するけど、あれは完全にイキってるな。
 
彼と酒を飲んでると、ホンマにオモロいで。
このブログを読んでくれてる人全員誘って薄井さんと一緒に飲もうぜ!って言いたいくらいやわ。
誘わんけど(笑)
 
 
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我が愛する鹿児島・国分酒造さんから出てる芋焼酎「グラナート」。
なんともまあ、オシャレだこと。
 
2種の原酒をブレンドして「グラナート」が出来てる。
これ、包み込まれるような優しい芋の甘さがめちゃくちゃ魅力。
自称国分酒造ファンの人でまだ飲んだ事ないなら、それは本物の国分酒造ファンじゃないぞ!
グラナートを飲め!そして本物の国分酒造ファンになろうやないか!
 
ということで、長いブログ最後までお付き合いありがとうございました。
 
明日も10時半から18時まで営業。
天気があんまりよくないらしいけど、ウチの酒屋店内は雨なんぞ降ってません。
だから、来てください。
 
私は無愛想なんであまり喋りませんが、ニコニコ「すみこ」が大歓迎でご来店をお待ちしております。
そして、当店倉庫番「タマキ」はあまり店内には出てこないので、一瞬出てきた「タマキ」に会えたら、それはまさしく「ラッキータマキ」。いい1日になりますよ。
 
逆に俺に会ったら「アンラッキーかどや」かもしれんですよ(笑)
極力出ないようにするか・・・