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皆さんの寛大なる広すぎるお心にて受け止めて頂きますようどうぞよろしくお願いいたします。
他の酒屋さんの事が気になって気になって仕方がなかった10年以上前。
「へー、こんなことやってるんや」
「これ、ウチでもやってみようかな」
こんなことの繰り返していろんなことを「真似」させてもらい、そこに自分の店のカラーを注ぎ込んできたつもりの当店。
毎日全然忙しくないから、他の酒屋さんのブログを見たりSNSをチェックしてみたり。
でも今はもう昔とは違って、他の酒屋さんの事が全然気にならなくなりました。
いや、気にならないという訳じゃない。いや、やっぱり別にどっちでもいいかな(笑)
何が言いたいかというと、「他の酒屋さんがいろんなことをやってるのを見て、焦る事が無くなった」という言葉が正しいかな。
前は焦ってた。あの銘柄を扱い出したんやーとか、あの飲食店さんと取引してるんやーとか、何をどないしたいねん!って思うくらいに他の酒屋さんからの情報が入ってくる度に焦ってた。
今は全くそう思わなくなって、「他は他、ウチはウチ」みたいな感じ。
何を焦ってたんやろなー。今から考えたら意味分からんなー。
それぞれが個性ある商いをしてるんだから、そこに張り合う事なんか必要なくって、張り合ったところで何がどうってこともないし、正直誰も助けてくれない訳で、結局は自分の店として何をどうしたいかっていう事だけ。
今でも「へー、オモロい事やってはるなー」って思う事ははたくさんあるので、それはもしかしたらまたウチがいい意味で「パクる」かもしれません(笑)
私は同業者同志で徒党を組むみたいな、なんか仲良し団体っていうのが非常に苦手。
銘柄を仲間同士で紹介し合うっていうのも私にとっては意味が分からないし、自分の店なんやから自分で考えてやったらって思うんですけど、まあそれはそれぞれの考えがあるから何をどう言うてもしゃあない話。その人が「それでエエ」って思ってるんだったら、きっと「それでエエ」んやと思います。
でも同業者の存在ってとてもありがたく、切磋琢磨していけるひとつの要因になっているのは間違いない。
いろんな意味で「酒屋」は社会には必要な存在だと思うので、仲良しグループになる必要は無いと思うけど、それぞれの酒屋さんが持つタマラナク強靱な個性を発揮しまくって、世の人達に「おいおい酒屋ってめちゃオモロいよな!」ってたっぷり言わせてやりたいと思っております。
そんな「個性」というところでいくと、ウチがご縁を頂いている蔵元さんのお酒は個性豊か。
その個性も「造り手の個性」が最高にオモロく、酒を売ってて造り手の顔が浮かんでくるというのが私の毎日の頭の中のルーティーンになってしまっております。思い出したくないと思っても、その酒を見ると造り手の顔が浮かんできたり、蔵のある風景が思い出されたりしてしまいます。だからオモロいんやろな。
個性といえば「光栄菊」。
酒業界にいて、新参者。
「オレはオレ」を貫き通している。
徒党を組まない。
完全なるオンリーワン。
そんな光栄菊酒造さんが今、猛烈にオモロい。
2020年12月に出荷開始となった「光栄菊スノクレ山田錦うすにごり生」。
一升瓶限定にて一部解禁。
早くも店頭にて手にしてくださる方が多く感謝。
出来たての光栄菊もいいけど、時を経た光栄菊の威力を体験してほしい。
しばらく欠品していた麦焼酎「中々」。
黒木本店の社長・黒木信作氏がオモロすぎ。
若くして知識を多く持ち、視野がとにかく広く、様々な事を吸収する威力はハンパじゃない。
そんな彼が主になってから、きっと黒木本店はバシバシオモロくなっていくと思う。
そんな黒木本店の看板麦焼酎「中々」が今、とてもオモロいということをご存じだろうか?
私はこれからの時期、素直にソーダ割りを推奨する。
香り系焼酎をソーダ割りにする人が多い中、こういう王道をあえてソーダ割りすることで新たなる発見が。
もうね、大人。
これ、体感しないと人生損。
毎月1種のワインを猛烈に推している当店。
今月の推しワインは、日系ドイツ人の「澄(すみ)」さんが手がけたワイン「ヴィラヴォルフ ピノグリ」。
これから暑くなってくる時期にピノグリは本気で泣けてくる。
エエ感じの酸が心地エエんですわ。
1本2200円というカジュアルさ。
ポンコツなオレでも、この味でこの価格ならモーレツに納得する。
っていうか、全員買いなさい。ホンマにマジで。
福島県浪江町で10年ぶりに酒造りを再開した鈴木酒造店さん。
先日発売になった「磐城壽ランドマーク機関始動」は当店入荷分180本は完売し、蔵元も完売。
第二弾として入荷してきたのは、
「磐城壽ランドマーク プレイボール」
ラベルをどアップしてみると、
おぉ、鈴木大介ではないじゃないか!
彼が鈴木大介。
私と同級生。
彼は、鈴木大介の弟、鈴木荘司氏。
そして、酒の名前が、「プレイボール」
荘司さんは野球をやってはったと思いますわ。
だから、「プレイボール」。
きっと、浪江町での酒造り再開の「プレイボール」とも掛けてるんじゃないかと勝手に想像。
ちなみに、「機関始動」は、うすにごり生酒。
「プレイボール」は、機関始動の火入れ。
オモロいやないかい。
最後に、確認。
このお酒は、「プレイボール」です。
「プレイボール」ですよ、「プレイボール」。
お店で「あのInstagramに載ってた『プレイボーイ』っていうお酒・・」みたいな会話が店内に飛びまくっておりますが、
「プレイボーイ」ではありません。
「プレイボール」ですからね(^_^)
いやー、鈴木酒造店さんはオモロいです。
鈴木大介氏とはもうやたらと長い付き合いですが、彼はどちらかというと「ガハハ!!」と笑うタイプではありません。
でも、こういうラベルとか酒の裏ラベルの文章とか、なんかめちゃくちゃオモロいのです。
そういうキャラの持ち主、鈴木大介氏。
そして、鈴木酒造店をバシッと支える骨格になっている鈴木荘司氏。
個性満載の2人がこれからもきっと業界をオモロくしてくれると思います。
土日は10時半から18時まで。
どうぞよろしく。
今日土曜日。
めちゃくちゃ暇なんですけど!