新着情報
8月8日(土)開催の日本酒試飲会。
チケット発売中。
発売開始して1週間。
定員の6分の1が埋まりました。
ボチボチ販売しておりますが、今後はどんなペースになるのか全く分かりません。
とてもありがたいことに、たくさんの方は試飲会告知にご協力くださっています。
個人の方、飲食店さんなど。
ここ数日の間で、ご協力くださっている皆さんのご紹介もしていきます。
チケット、もし現段階で「どないしよかなー」って思ってくださっている方、「チケット無くなってしまいましたー」ってなったら申し訳ないので、お早めにお声がけ下さいませ。
「当日いきなり行ってもいいの?」というご質問を頂いておりますが、今後は分かりませんけど現段階では
前売りチケットのみ
「行くぞ!」って決めていただけたらお早めにお声がけ下さい。
どうぞよろしくお願い致します。
さて。
フェイスブックのほうでは告知してますが、ブログのほうでもお知らせしていきます。
試飲会にお越し頂ける蔵元さんをご紹介します。
第一回目は、我が関西の誇る蔵元「大黒正宗」安福又四郎商店さんです。
【8月8日(土)日本酒試飲会 蔵元さん情報 その1】
★大黒正宗 安福又四郎商店さん
銘醸地と言われる神戸・灘で「灘の本流」を貫き通す「大黒正宗」醸造元の安福又四郎商店さん。
この蔵元さんは私、とてもとても思い入れがあります。
関西の誇れる蔵元さんだと私は思ってます!
阪神大震災で持っている蔵のほとんどが倒壊。
唯一残った醸造蔵にて、全量手造りにて酒造りを見事に再開。
「大黒正宗の名前を残したい」という蔵元さんの思いが復活の大きなきっかけになりました。
その後は「自分たちが造ったお酒は顔の見える繋がりの中で伝えていきたい」という思いから、流通を大きく変えられました。
それから年月が経ち、唯一残った醸造蔵の設備の更新をする時期になりました。
醸造蔵も老朽化。残ったとはいえ、阪神大震災の打撃はとてもとても大きかった。蔵の中の醸造設備と合わせて、立て替えをしなければならないほどでした。
数人にて全量手造り。
手塩をかけてお酒を育てていきたいという思いから少量生産。
あえてコンパクトにしてきた酒造りの中で、蔵の建て替えとなると、様々な面で非常に厳しい。
正直、廃業も考えたと聞いてます。
強い心を持つ蔵元の、「大黒正宗の名前を残していきたい」という思い・・・
ある時、同じ地域で酒を醸す蔵元さんから声がかかります。
「もしよかったら、ウチで酒を造らないか?」
そこはどこの蔵元さんかというと、日本酒製造量日本一の大手メーカー「白鶴」を造る白鶴酒造さん。
「大黒正宗はとても良い酒だ。絶対にやめてはいけない。安福又四郎商店は残るべき蔵元だ」
光が差し込みます。
「しばらくウチで酒を造りながら、いつか必ず自分たちの蔵を復活させてください」
白鶴酒造さんの懐の大きさ。
私は感動しました。
どれだけ懐が大きい蔵なんだろう。
現在、「大黒正宗」は、白鶴の手造り蔵で造られています。
お酒の原料となるお米は、大黒正宗さんが独自で仕入れたお米を白鶴さんに持ち込み、仕込みをしています。
使用していた仕込み水も、代々使っていた大黒正宗さん専用井戸から宮水を汲んで使用しています。
スタッフも、もちろん今までと同じ。
井上さんご夫妻の陣頭指揮のもとで造られています。
「いつかもう一度、自分たちの蔵で酒を造りたい」
白鶴酒造さんの大きなサポートを頂きながら、大黒正宗は大きな夢を持ちながら、地元の人達と共に前を向いて旨い酒を醸し続けています。
8/8の試飲会には、大黒正宗のスペシャリストである井上さんご夫妻と、大黒正宗の顔である池田さん(宮川大輔似)の3名で参加してくださる予定になっています。
灘の男前「大黒正宗」の威力を、当日存分にご体験ください!!!!!