新着情報

2015-06-05 23:33:00


同じ日に連続投稿です。
すみません。
現在週末です。
旨い酒を飲みながら、がっつり長文を読んで下さい(^_^)v



8/8梅田で開催する日本酒試飲会。
開催時間は13:30~16:00です。
この時間内で、ご都合の良い時にお越しください。
ただ、現段階では前売りチケットをお持ちの方の入場となりますのでご注意ください。
現在店頭にてボチボチ販売しております。


「行ってみたいなー。でも仕事がなー」っておっしゃる飲食店店主さんやスタッフさんもいらっしゃると思います。仕込みもあるでしょうし、なかなか営業前に試飲会に行けないという方もいらっしゃるかも。

ということで、一般の方は13:30からですが、その日営業される飲食店さんの皆様は12:30~先行入場して頂けるようにしております。

12:30よりお越し頂き、ゆったりした空間で蔵元さんに会っていろいろお話してみてください。

「これなら行けるぞ!」と思ってくださったら、是非ともお待ちしております。


さて。

試飲会にお越しくださる蔵元さん紹介その2。





【8月8日開催 日本酒試飲会 蔵元さん紹介 その2】


★奈良萬・夢心 夢心酒造さん

福島県喜多方市の蔵元・夢心酒造さん。

当主の東海林伸夫さんとは、なぜかずっと飲み友達みたいな感じでした。
酒蔵と酒屋って、どうしても取引云々の話になる事が多いのですが、東海林さんとは何年も全然そんなふうにならなくて。


仙台で飲んだり、大阪で飲んだり。


でも、大阪で飲む事が多かったですかねー。

「大阪に行くから」と連絡をもらって、「じゃあ飲みにいきましょうか」

ずっとこんな感じでした(笑)



で、それからある出来事がきっかけで当店にも「奈良萬」のお酒が並ぶようになったんですが、その時には既に3年くらいずっと飲み友達みたいな感じでしたので、酒を飲む時には結構真面目な話とかもした訳です。

東海林さんの考え、「奈良萬」に対する思い。

自分の中でしっかりと理解した上でのスタートだったので、その段階で「奈良萬」というお酒は単なる「モノ」ではありませんでした。そして、お薦めすればする程にお客さんが受け止めてくれて、実際に飲んで多くの人が「旨い!」と感想を言ってくれる。

東海林さんのお酒は、ホントいつ飲んでも安心できるんです。

安定感があるんです。生酒であっても火入れ酒であっても。
いつ飲んでも旨い。誰が飲んでも旨いと感じる。


東海林さんっていつも、自分の蔵のお酒の事を言わないんですよねー。
じゃあどんな話をしてるかっていうと、「福島県の酒」の事なんです。

同じ福島で酒を造っている仲間の話とか、「あそこの酒はいいよ」とか。

ま、簡単に言ってしまうと、全然自分のところのお酒の宣伝とかをしない。
全国酒の会とかで飛び回ってますが、これもどっちかというと、「奈良萬」というより「福島の酒」の事を考えて動いてはるんじゃないかと私は思うのです。


で、ちょっと違う話ですが。

たくさんある話の中でひとつ、あえてここに皆さんにお伝えしたい東海林さんの話。
(きっと東海林さんは覚えてないでしょうけど)


東日本大震災で蔵ごと流されてしまい、今は山形県で酒を醸している「磐城壽」鈴木酒造店さん。

杜氏の鈴木大介さんが懸命に頑張ってます。

ある時、東海林さんと「奈良萬」のお酒の話をしてたんです。
そしたら、東海林さんが


「しばらくはウチの酒は売らなくていいから、大介の酒をしっかりと売ってくれ」

仲間思いの東海林さん。

そんな事を言われると、磐城壽のお酒はもちろん、東海林さんのお酒も懸命に伝えたくなりますよ。

「奈良萬」という酒はきっと、東海林さんという『人』に会ってもらえると更に旨く感じる『東海林さん分身の酒』かもしれません。

8/8当日は、まさしく蔵主の東海林伸夫さんが「奈良萬ブース」にドドーンと存在感満載でスタンバイしてくれます。

是非とも奈良萬ブースで「あの東海林さんですか?」と話しかけてみて下さい(笑)