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8/30~9/1まで夏休みをもらって、翌日から仕事。
仕事と言うても、午前中だけ店の仕事して午後からプチ出張。
出張というか、勉強ですね。
兵庫県に酒米の勉強に行ってきました。
すんげー蔵元さんとすんげー酒屋さんと、すんげーライターさんと一緒に。
(私がココに参加させていただいている事自体がおかしな話)
ありがたいことに毎回参加させていただいてますが、ホント勉強になります。
そして、実際に稲を見ていると、どんどん愛着が湧いてくるんですよねー。
そして、酒米を蔵元さんに送られているJAの方や農家さんと実際に話が出来たりするもんですから、酒屋だけをしていたら絶対に学ぶ事は出来へんやろなーっていうことまで知る事が出来、「ふむふむ」と納得しながら勉強させていただいてた訳でございます。
まあ皆さん酒米の名前で「山田錦」という名前はよく聞かれるでしょうし、知っている方もめちゃくちゃ多いと思うんですが、これがまた実はひとくくりで「山田錦」って言えないんですよねー。
同じ山田錦でもぶちゃけ全然違います。
同じエリアで栽培されている山田錦でも、生産農家さんで全然違います。
また、同じエリアでもちょっと道をはさむだけで全然違います。
本当にいいお米を使いたいと思っておられる蔵元さんってとことん究極までいくと、「誰々さんが作ってくれたお米でお酒を仕込みたい」ってなるんですよね。でもこれが出来るのはほんの少しの蔵元さんだけだと思いますが、そこまでいかなくとも、この地域のお米がやっぱりウチの酒に合うみたいな、そういうのってあるんじゃないかと思うんです。
それを毎回年1回必ず現地を訪問し、実際に稲を見て、JAさんの話を聞いて、更に農家さんと交流もされてる蔵元さんって、ホンマ凄いと思います。
これを見ていると、酒屋が蔵元さんを訪問して実際に会って話をして、本音のトークもありながら爆笑トークもあったりと、そうやってコミュニケーションをとりながら今まで以上に絆を深めている姿とちょっと似ているなーって思ったり。
この圃場視察に参加されている蔵元さんのほとんどは、私は商売としてのお付き合い(取引)はありません。
でも、この業界をグイグイひっぱって行かれている方ばっかりで、そんな蔵元さん達と話をしているだけでも勉強になるし、そりゃ業界のトップを走るわなー!って思いましたわ。
会津娘の髙橋さんは実際に酒米を作っている農家で、その視点から様々な質問をされてたし、田酒の西田さんも、蔵人さんが実際に酒米を作っている方が多く、それを青森にフィードバックするべく鋭い質問をされていたり、今回初参加の寫樂の宮森さんも地元で農家さんとタッグを組んでいるからこその視点を持ってはるし。
まあここには蔵元さんの名前は書けませんが、それぞれ凄まじい情熱を持って山田錦と向き合っておられました。
圃場見学終了後には神戸の街で飲み。
これもまたオモロすぎた訳ですが、内容が濃すぎてココには書けません(笑)
その神戸の街に夜に向かう前、大阪駅で途中下車して少しでもいいから顔を出したかった滋賀県の日本酒の試飲会に。
終了10分前やったんで試飲できませんでしたが、数少ないお知り合いの蔵元さんに挨拶。
「19歳の酒企画」でお世話になっている『大治郞』醸造元の畑さんは、えらい顔真っ赤っかにしてはりました。飲んではったんやろか(笑)
同じく「19歳の酒企画」でお世話になってて、今期から自社醸造を開始する『一博』醸造元の中澤さんも笑顔満載で多くのファンの方にお酒を注いではりました。
年に数回会って、会う度にお互いを罵り合う業界のオトコマエ「七本槍」の富田さんにも「おー」って挨拶しに行きましたが、結局お互い罵り合って終了(笑)
会場だったホテルモントレ。雰囲気好きやわー。
ということで、速攻終了。
10分の滞在で速攻神戸に向かいました。
兵庫県の山田錦の視察に行った蔵元さんに、滋賀の日本酒試飲会で挨拶させてもらった蔵元さん。
元気です!元気すぎます!
ハードでしたがオモロすぎた2日間。
これをまた酒屋にフィードバックできたらと思います。
今日も土砂降りですがひとり酒屋やってます!
ちなみに今日は「すみこ」居ませんよ!!!!!
「すみこ」目当ての方!
来週火曜の昼に来るべし(^^)/