新着情報
当店では毎年、秋から冬にかけて出荷予定の商品の予約を受け付けてます。
で、これがまた全ての商品ワクワクするものばかりでございまして!
年1回のみ出荷される芋焼酎だったり、サツマイモ大好きな方に知って欲しいサツマイモの販売だったり、出来たてのお酒が搾られた数日以内に当店に到着して皆さんにお届けするという企画だったり、同じお酒だけど造られた時期が異なるヴィンテージ飲み比べ規格だったりと、とにかく一気にご紹介できないことばかりなのでございます。
これを当店では勝手に「かどや祭り」と称しまして、このワクワク感をみんなで共有できたらめちゃくちゃオモロい!そしてこれはある意味イベントみたいなもんやなーと強引な解釈をしておる訳でございます(^_^)v
今期は冬のお酒の頒布会も企画中でございますので、それも合わせて順次ご紹介していきます!
皆さんのお好みはありますかねー???
お酒を飲む人も飲まない人も、ワクワクを楽しんでください!
ということで、これからどんどんいろんな商品をご紹介していきますので皆さん置いてけぼりにならないようについてきてくださいーーー!
まずはコチラ。
★磐城壽 純米生 別注しぼりたて【山形・鈴木酒造店長井蔵】
昨年に初めてスタートした企画。今年で2年目。
2年目も出来るとは思ってなかったんですよホントは。
これ、どんな内容かと言いますと、もともと福島県浪江町で酒を造っていたんですけど震災と津波と原発事故で故郷に戻る事ができず、今は山形県に避難しながら酒を造っている鈴木酒造店さんと当店のコラボ企画。
去年の春過ぎくらいに蔵元の鈴木大介氏が来阪。
その時世間話から生まれたんですよ。
この鈴木大介氏。
ガハハタイプではなく、真面目。ホント真面目。
声も控え目で、たまに何を言うてるのか聞き取れない時もあるんです(笑)
でもこれがですね、お酒を飲むと声がデカいデカい!
たまに叫んでますから(笑)
そんなオモロいキャラの持ち主なんですが、そんな彼と世間話で「こんなん出来たりするん?」って聞いたら「できますよ」と。
おぉ、そんなに簡単に決まってエエんかいな!
それから、どのお米を使ってどの酵母を使って・・と、ひとつひとつ決まっていったんです。
酒の造りについてはプロの鈴木さんに完全にお任せ。
仕込みのレシピ等も完全お任せ。
もうワクワクしかありませんでした。
仕込みが始まると、その仕込みの最中の写真をメールで送ってくれるんですよ。
更にワクワク感満載っすよね!!!
で、完成間近になって、「お酒しぼりましたよー」の連絡。
おぉぉぉ!マジか!
お酒を搾り終えた日のうちに瓶詰めしてラベル貼りもしてくれて。
で、翌日には大阪の当店に到着!
予約してくださっていた多くの皆さんにその日のうちに出荷。
早い方には翌日に到着。つまり、搾られてから3日くらいで皆様のお手元にお酒をお渡しすることが出来たという、なんともワクワクしすぎる企画だったのであります!!!!!
お届けは12月上旬でした。
年末用にとご購入くださった方が、「飲んでしもたやんけ」と笑顔で怒りながらリピートしてくださる方がとても多くて、年明けにはほとんど完売してしまったんです。
「あんなに美味しい日本酒を飲んだのは初めて」って言って下さったお客さんのあの笑顔。
今でも私の頭から離れません!!!!!
鈴木さんはホンマにエエ酒造って下さいました。
ありがたい。本当に嬉しい。感謝しかない。
しかし!この企画には「ヒエーー!」って思う事もありまして。
「あの米を使ってあの酵母を使って・・」って打ち合わせで決めてたんですけど、実際お酒になってみると別のお米と別の酵母を使ってたんですよ鈴木さんが(笑)
速攻電話してきいてみると、「そうなんですよ。急にやってみたくなって」と(笑)
もう笑うしかなかったです(^_^)v
でもこれが実は「鈴木大介テイスト」。
正直、彼のひらめきというのはとても面白い。
会話してて、「え!そう来るか!」みたいなことがとても多いんですよ。
発想が違う。とても面白い。
だからきっと、ギリギリまでこのお米とこの酵母って決まってたんでしょうけど、急に「アレとアレを使ってあんな感じで仕込みをやってみよう」とひらめいたんやと思います。
なので実は今期については、どの米とどの酵母で・・・みたいな打ち合わせは一切無し!
全てにおいて「鈴木大介テイスト・鈴木大介仕込み」にお任せすることにしました!
そしてさっき、「2年目も出来るとは思ってなかった」と書きましたが、これもまたある時鈴木大介氏が、
「2年目も継続で良かったですよね。もう酒造計画に入ってますから」と(笑)
デター!鈴木大介テイスト!
ということで、今年は果たしてどんなお酒に仕上がってくれるのでしょうか!
マイクロタンク1本分、完全なる鈴木大介仕込みにてスペシャルな「磐城壽」が誕生します。
搾られてそのままの状態です。
滓下げとか一切してないんで、うすにごりタイプでの出荷となります。
どのお米を使用するのか?
どの酵母を使用するのか?
どんな仕込み方法を選択するのか?
全ては造り手・鈴木大介氏のみが知っている。
でも実は、ひとつだけリクエストしてます。それは内緒ですけどね(^_^)v
【詳細】http://kadoya-sake.ocnk.net/product/1039