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2017-03-09 23:08:00
飲みに行きたい。
ウチにお酒の仕入れに来てくださる飲食店店主さん。
ありがたいです。ありがたいです。ホンマありがたいです。
で、いろいろ話をしていると、一度立場逆転で、私が一般の客としてその店主さんの作る料理を食べながら旨い酒を飲みたいと思ってしまいます。
だから、行った事のない飲食店店主さんのところに行ってみたいのです。
しかし!
行けないのが悔しい!
悲しいかな、残業中。
残業するということは、効率が悪い証拠だと解釈しておりますが、まさにそのとおり。
今日も朝からいろいろ。
で、出来なかった事を今、暗闇の店内でごそごそやってる訳です。
手伝ってくださいとは言わんが、差し入れは嬉しい。
お待ちしております。
さて。
入荷ラッシュがえらいことになってます。
ここまできたらもうどないしようかと悩みますが、旨い酒が入荷してくるとウキウキするのです。
だから、そんなウキウキする酒を皆さんにも味わっていただきたく。
ま、このブログ8人くらいしか読んでくれてないんで、きっと商品紹介しても誰も反応してくれないの分かってるんですけどね。
納豆入荷中。
酒屋で納豆を販売する。
全国でこんなスタイルの酒屋は何軒あるんだろうか。
久々の入荷なんで入荷量少ないです。
が、少ないながら、入荷量の半分が本日嫁いでいきました。
納豆マニアよ、茨木の納豆を食せ。
磐城壽「空水土」。
この酒については、話せば長くなるからやめとく。
常温~燗が泣きそうになる。
俺の話を聞けばもっと泣きそうになる。
言わんけど。
まもなく完売いたします。
この前、出張がてら大阪に来てくださった方がこの酒を見て、
「なんでここに池月があるんだよ!」と半ギレされてました。
そう、あるんです。
知ってる人は猛烈に知ってる「池月」。能登の池月ですよ能登の池月。
現在、当店スタッフ「すみこ」に、「何かお勧めありますか?」って尋ねてくれた人が100人いたとすれば、100人に「奈良萬酒未来がいいと思いますよ。試飲します?」って返事をしております。
時々すみこの接客を見ていたら、「こいつ、奈良萬のスパイじゃないか」と思う時がありますが、きっとスパイでしょう。
ただ、今「奈良萬酒未来」をお勧めするのは大正解。
そうなんです、お勧めなんです。
奈良のオンリーワン蔵元「大倉」。
新酒2種入荷しております。
私の実力の無さから大倉本家さんにはホントご迷惑ばかりかけておりますが、やはり実際に大倉の酒を飲むと思います。
存在こそがオンリーワン
きっとこれからもずっとオンリーワンの道を貫き通してくれることでしょう。
ちなみにウチのスタッフ「すみこ」が、「大倉本家に行きたい」とつぶやいております。
ひとりで行ってきてください。現場は任せとけ。
すみこが訪問する時には大倉さんよろしくお願いいたしますm(_ _)m
すみません私のミスで品切れさせてしまってました。
関西発「あぶくま本醸造生原酒27BY。
生熟成のイカす酒。
蔵元の玄葉さんと心斎橋の「小料理ともか」さんで飲んでる時に本醸造の話になって、地元用の本醸造なんですけど、サーマルタンクにてマイナス2度で貯蔵管理していると。
それを地元用に加水火入れして出荷しているのがこれまた安くて旨い酒「あぶくま本醸造」なんですけど、そんな話をしてたら、「小料理ともか」のともかさんが言う訳ですよ。
「それ、生原酒のまま瓶に詰めてもらえたりとか出来ないんっすか?」って。
ええ~~~マジ!なんというリクエストを!
で、玄葉さんがこれまた前向きに考えてくれてですね、結果商品化してしまったのであります。
これがまた旨いのなんのって。
だからこの酒は関西発なんです。
関西テイストの味わい。まあ飲んでみて。
で、もうひとりキーマンが。
この酒を飲んだ瞬間に私の頭をよぎった人がいるんですよ。
福島野田の地にて生原酒バーをしいているお笑い酒場「千喜千輝」の美由紀ねーさん。
ねーさんこの酒絶対好きやわー。
間違いない。
今度勝手に送ってみよう(笑)
多分怒られへんやろう(^_^)v
栃木・阿久津さんの酒「大那」。
ウルトラマンダイナとか、「イチ!二!サン!ダイナー!」とか、「大那ミック」とか「大那し」とか、大那をもじっていろいろ言われてるんですけど、それはすべて阿久津さんのオモロすぎるキャラがあるからこそ。
このイエローラベル「大那超辛口純米」の生。
最終入荷でございます。
南方「春夏冬」の店主の岸川君!
この間この酒希望してくれてたのに品切れしててごめん~!
もし必要やったら言うてやー!
あるでー!
当店初入荷。
若波酒造のレギュラー酒「蜻蛉(とんぼ)」の720ml。
近所の内装屋さんがこの蜻蛉にハマりはって、「720mlってある?」って何度も言われてたのにワタクシ、すっかり忘れてました。
入荷したんで明日電話しますわー。ちょっと待っててくださいねー。
今年は最強のチームであります「菊鷹」藤市酒造の杜氏・山本克明氏率いる「チーム菊鷹」。
今期新酒到着しましたよ山廃の純米吟醸が!
第一弾は、数本のみの入荷の「おりがらみ生」。
笑うほどに入荷が少ないので早く見つけてゲットしてください。
ホンマにダッシュしたほうがエエと思います。
そして近日中に菊鷹の「アレ」が極少量入荷しますので、菊鷹ファンのみなさま是非店頭で見つけたら泣いて感動してください。
あ、忘れてました。大那の春酒。
ピンクが素敵。
春ですね。
寒いけど。
引き続き現在店頭にて廣木さんの定番酒「飛露喜特別純米」の抽選販売受付を店頭にてやってます。
本当は抽選なんかしたくないんですけど、状況が状況だけにご理解いただけると嬉しく思います。
気になる方は是非お越しください。
土日は磐城壽だらけになります。
量り売りもします。
とにかく待ってますから。
鹿児島・国分酒造杜氏の安田さんの名前を冠にした芋焼酎「安田」。
そろそろ在庫がヤバくなってきました。
まだいけるかと思ってたら、相当ヤバいです。
まさかこんなことになってるとは。
ピンチです。
あ~、ホンマに何もできてないわー。
追われるな、楽しめ俺!
2017-03-07 10:43:00
忘れてはいけない日。3月11日。
東日本大震災。
当店がご縁をいただいている蔵元「磐城壽」鈴木酒造店さんは福島県浪江町にて酒造りをしてましたが津波ですべてを失い、原発事故で故郷にも帰れない状態で、今は山形県長井市にて酒を造り続けています。
本来なら経験する必要の無かった事を経験してしまい、背負わなくてもいいものを背負ってしまいました。
断絶されてしまった人と人との繋がり。
でも逆に、この経験があったからこそ確認できた人と人との繋がりというのもたくさんあったと聞いています。
亡くなってしまった方の為、そして今もなお避難生活をされている人たちの為、浪江町の為、震災を経験してしまったすべての人の為。
震災を経験してしまったすべての人たち、サポートしてくださった人たちの為に自分たちが今できること、そして酒を造り続けることで関わる人たちの元気のひとつになればと鈴木酒造店さんは今、今まで以上に「人と人の繋がり」を大切にしながら頑張ってます。
そんな鈴木酒造店さんのお酒をこの日は数種開栓し、皆さんに店頭にて試飲していただこうと思っています。また、当店では鈴木さんのお酒は一升瓶をメインで販売している為、ご希望の方がいらっしゃったら量り売りをしようと思っております。
【日時】3月11日(土)3月12日(日) 13:00~17:00
【場所】かどや酒店店内 大阪府茨木市蔵垣内3-18-16
【会費】不要
【エントリー】不要
磐城壽を造り続ける彼らの思いを感じて欲しい。
そして私たち自身も「忘れない」気持ちを持ち続けたい。
そんな気持ちを持ってくださる方々からのご参加を心よりお待ちしております。
画像は小さいですが、昔私が浪江を訪問した時の写真を少しばかり。
訪問した時、海から吹く風がとても強かった~!
契約農家さんの田んぼでした。
浪江駅で降りて、ちょっと待ってたら、鈴木大介氏登場。
久々の再会でした。
鈴木大介氏の自慢だった自家精米機。
この頃の磐城壽の製造規模で自家精米機を持っているのはなかなか珍しかった。
蔵の外側にあった釜。
蔵の歴史と共に歩んできた。
蔵のある海側は、すぐ港。
鈴木大介氏と、この港の近くにあった食堂で食べた刺身定食の味が今でも忘れられない。
浪江の港から出港する漁師のみんなは、大漁の時は地の酒「磐城壽」で祝ったという。
それが「磐城壽 漁師の祝い酒」と呼ばれるようになった所以なんです。
酒を搾る槽。
地の人に愛される地の酒は、ここから誕生してました。
震災後に浪江を訪れた時、この槽のあった場所は・・・
蔵を案内してくれた鈴木大介氏。
地元に愛される酒を造りたいと何度聞いた事か。
今もその考えを貫き通している。
3月11日(土)と12日(日)、お待ちしております。
2017-03-05 17:05:00
量り売り大会でした。
お越しいただきました皆様ありがとうございます。
味醂フェスティバル、完全に忘れておりました。
やってませんでした。ど忘れです。
どどーんと用意しております。
13時からのスタートでしたが12時半くらいにフライングでお越しいただきました方ありがとうございます(笑)
ぶっちゃけ結構ゆったりした量り売り大会でございますので、量り売りにお越しくださいました方々とゆっくり話をすることができました。
また、接客云々でゆっくりお話できなかった方、残念でした!
今日はがっつりしゃべりたいモードでした!
是非ともまたお越しいただけると嬉しいです。
量り売り用に用意してました720mlの新瓶。
ちょっと在庫が少なくなってきててヤバいかなーって思ってたら、全然余裕でした(笑)
量り売りのラインナップは、お越しくださった方のみが知る事が出来るシステム。
やっぱりアノ酒が一番人気でした。
一升瓶数本がカラになりましたから。
旨いもんね~アレ。
そして、予想とおりでした。
本日は完全に「若波フェスティバル」です。
皆さんの大本命は、やはり「若波 純米吟醸生」。
去年12月に飲めなかった方、飲んだけどまた飲みたくなったと来てくださった方。
嬉しかったです。
若波さんの心意気はちょっと半端じゃありません。
現在、若波さんのお酒はご来店の皆様に強制購入していただきたいくらにお勧めです。
今度、若波さんのお酒で企んでる事がございます。
その時は是非とも当店の企みにご賛同ください。
200mlの「プチ若波」。
「じゃあもう1本」と買ってくださる方多し。
アルコール5%。200mlの完全飲みきり。
シュワシュワの瓶内二次発酵。
ピンク色のにごり酒。
魅惑的。
この新しい世界は知っとくべきです。
そして、オンリーワンの道を歩み続けるこの酒「若波FY-2」。
とうとう27BYの蔵在庫が無くなったようです。
当店も数本を残す飲みとなりました。
えらいことです。
リンゴ酸の心地よいリズムを持つ「若波FY-2」。
お早めにどうぞ。
磐城壽と言えば鈴木大介。
鈴木大介といえば、土耕ん醸。
復刻ラベルバージョン販売中。
フルボディ。
そしてフルボディ。
当店にて試飲していただけます。
これもやりたかった!
27BYの火入れバージョンと28BYの生の2種。
火入れと生、それにヴィンテージ違いという、ちょっとイレギュラーな試飲飲み比べですが、これ実際にやってみると面白いです。
-5度でずっと貯蔵していた27By火入れの上品な円熟具合に、新酒ならではのパーンと広がる香りの28BY。
今度の飲み会でブラインドで遊んでみる事にしよう(忘れるかもしれんけど)。
最悪です。ホンマに忘れてました「味醂フェス」。
悔しいので本日より、3年貯蔵味醂と15年貯蔵味醂の2種を開栓し、お越しいただきました皆様にいつでも試飲できるように用意しました。
味醂の試飲、したことない人多いはず。
したことない人、是非茨木市へ。
味醂の試飲の為だけに茨木市にお越しください。
明日は定休日。
7日の火曜日からまた真面目に酒屋やります。
お待ちしておりますm(_ _)m
2017-03-05 02:39:00
最近本気のブログ更新連発で、ある方に言われました。
「心配になってきます。暇なんですか?」と(笑)
笑いました。確かに暇に見えるかも!
暇なのはいつもなんで、今だからどうのこうのってないのでご安心を(笑)
3月4日(土)は飲み会でした。
1週間前にワイン飲み会したんで、今日来てくれはるんやろかと思ってたんです。参加エントリーもそんなに多くなかったんで。
で、蓋を開けたら37名(笑)久々のディスコ状態。
ここ数回、なぜかオッサンばっかりでこれは正直ヤバいと思ってたんですが、
なんやかんや女子もたくさんきてくれました。
ホッとしました(^_^)v
一升瓶9種の酒を新聞で巻いて、クイズ。
9種類のうち、6種類が生酒で、3種類が生酒以外(火入れ)。
結果、皆さんなかなかすごい!正解の方結構いらっしゃいました!
その時にすべての新聞紙を外してお酒の銘柄公開して。
いろんなどよめきが起こってました。
先入観なく飲む酒。
なかなかオモロいもんです。
興味あるけど行ってへんという方、是非お越しください。
次回は3月25日(土)のワイン飲み会でございます。
エントリーはこちら → https://coubic.com/kadoyasake/
ピンク色した瓶内2次発酵の「わかなみ ももいろにごり」。
これは旨かった!びっくりした!こういうタイプは初めてだ!
3月5日(日)は13時から17時まで量り売り大会。
実際に試飲してみて、気に入ったお酒があれば量り売り依頼してください。
720ml瓶を持ってきてください。
持ってない方も大丈夫。
新瓶を100円で売ってます。
今月分「冩樂純米」「冩樂純米吟醸」販売開始しております。
第2弾入荷の「若波純米吟醸生」味わう価値ありです。
飲み会でも飲んだ「わかなみ ももいろにごり」
スタッフ「すみこ」が「かわいい~~」を連発しておりました。
若波スパークリング。軽快なしゅわ感を楽しんでください。
みんな大好き「田酒特別純米」も土日は店頭販売。
めちゃ濁ってる熊本の蒸留酒、試飲できます。
まだまだ肌寒い。
そんな時には味の凝縮感満載の「磐城壽アカガネ」をどうぞ。
2017-03-04 10:48:00
最近ウチのブログ、長文やなーって思ってる人多いでしょうねー。
そう、長文すぎ。
ブログって写真を多用して文章は短くするのが鉄則みたいなところがあるらしい。
無視しますけど。
ウチのブログ読んでくださってありがとうございます。
ふざけたくらいに少人数なんですけど、ありがたいです。
小学校1クラスくらいの人数でも読んでもらえるのはありがたい。
でもちょっと業界の人多すぎですわ(笑)
酒屋さん、別の酒屋のブログ読んでる暇があったら店の掃除してください(笑)
特にウチのブログなんか読んでもしゃあないですから(^_^)v
さて。
最近定番酒がえらいことになってます。
いや、最近じゃないです。
実はずっとずっと前から定番酒って凄いんです。
店にいるとですね、よく言われるんです。
「何か新しいの入った?」って。
いわゆる季節限定のお酒ですよね。
そういう質問に私も素直に答えますのでしゃあないのですが、毎月いろんな酒蔵さんから季節限定のお酒が登場するもんで、飲み手の立場になって考えるといろんなお酒を飲んでみたいですし、「次!次!新しいお酒!」みたいな感じになります。
分かります。その通りやと思います。
で、毎回違ったお酒(季節限定酒)を飲んでらっしゃる方々に聞いた事があります。
「この蔵元さんの定番酒を飲んだ事ありますか?」って。
そしたら、「言われてみたら飲んだ事ないかも」って、だいたいの人がおっしゃるんですね。
そーなんです。
案外無かったりするんです!
なので皆さん。
心当たりのある人は是非一度、いろんな蔵の定番のお酒を制覇してみません?
蔵元さんは出荷する酒すべてを愛していますが、その中でも「蔵の顔」である定番酒には、とんでもなく神経を注ぎ、ビビるくらいに集中して造ってはるんです。だって、「蔵の顔」ですから、そこで無茶もできませんし、毎日晩酌として飲まれている確率が季節限定酒よりも高い訳なんで、飲んでくれる人の「日常」に入ってる訳です。
酒を愛してくれている人の毎日の生活の一部になっている確率が高い定番酒。
そして実は、飲んでいてホッとする酒、それが定番酒なんです。
定番酒を飲めば、それぞれの蔵元さんが進んでいる方向が見えてくる。
これ、ホント。
毎日の食にさりげなく寄り添ってくれて、飲み飽きせず、知らない間に笑顔になってるのが定番酒。
灘酒「大黒正宗」。
現在、白鶴酒造さんの手造り蔵を借り、大黒正宗の井上さんと知久さんご夫妻が陣頭指揮を執り、大黒正宗が用意した酒米と宮水で醸す、レベル高すぎの酒。だいたい毎日飲める晩酌酒に兵庫県産特A山田錦を使うというのが尋常じゃない。
石川県能登半島の真ん中あたりにある鳥屋酒造さんの「池月」。
悪いけど、ビビる人多し。
特に、料理を自慢とする飲食店店主さんからの評判がすこぶる良い。
食にそっと寄り添ってくれる酒。
蔵元の星さんが立ち上げた花泉酒造さんのSPブランド「ロ万(ろまん)」。
この酒、なんで「ロ万」って言うか知ってます?
カタカナの「ロ」に漢字の「万」で「ロ万」。
蔵元の星さんがある時、酒の仕込みに使うタンクを見てたんですって。
そこにタンクナンバーが書かれてるんですけど、そこに「◇◇号」って書いてた。
「号」っていう漢字。
分解してみると、上が「口」で、下が「万」となってる。
そう、お分かりでしょうか?
蔵元の星さんは、「号」という漢字を見た時に「ロ万」に見えたそうです。
「ロマン?そうか!ロマンだ!酒造りはロマンなんだ!」というところから「ロ万」ブランドが誕生したのです。
この話を聞いた時、「ホンマですか?」って聞いたら真剣な顔で星さんは「ホントですよ!」と強く言ってました(^_^)
この酒はロ万ブランドの定番「ロ万純米吟醸」。
福井県美浜の酒「早瀬浦純米」。
定番中の定番です。
仕込みに使う水が硬水で、とにかく発酵が進む進む。
キリリとした味ある辛口酒に仕上がるのです。
キレある辛口が好きな方が大好きなお酒なんです。
宮城県「山和 特別純米」。
ファッションリーダーで独身(何歳か忘れた)の蔵元・伊藤さんが蔵に帰ってきて立ち上げたブランド。
伊藤さんってセンスあるんですよー。ラベルにしても酒にしても。
この定番酒はホントに優しい口当たりでフワッと広がる旨味を持ってて、そしてスッとやさしく消えていく、やや辛口のお酒に仕上がってます。ホントに辛口の酒って香りもシャープな感じになるんですけど、山和はこれまた違うんですよね~。
ま、飲んでみて。
福岡県大川市「若波純米」。
ウチに来てくれるお客さんみんな、若波のコーナーで立ち止まります。
ラベルが素敵すぎる。
そしてこの定番酒。丸みを帯びたふくよかなお米の旨味をしっかり感じて、のどを通った後も幸せな余韻が残ってて、気がつくとスゥッと消えている。個人的に常温でチビチビ楽しむのが大好きです。
良い酒を造り続ける為の設備投資をやってのけ、これでいい酒が出来なければウソじゃないかと思うくらいに自分にプレッシャーを与える今村嘉一郎さん。とーちゃんがんばれ!
年々進化してますよ「冩樂純米」。
去年なんかどれだけいろんな人に言われたか。
「冩樂って、変わった?」って。
変わったっていうのが分かるって事は、その人はかなり冩樂を飲み続けている人ですよ。
分かるところが凄い。
そう、変化してます。進化してます。
だからこそ毎日飲みたくなる。
当店の定番中の定番。
会津娘には特別本醸造っていうのもあるんですが、前に蔵元の髙橋さんに聞いてみたことあるんです。
「地元では特別本醸造が飲まれてるんですか?」って。そしたら髙橋さんは、
「この純米です」と。
すげー。それはすげー。
箱に空き瓶を入れて蔵に持ってきてくれて、その箱に買った酒を入れて帰って行くんですって。
純米が地元の定番になっている光景。
地元の人が愛している「会津娘純米」。飲むべし。
地元をやたらと愛する栃木「大那」の阿久津さん。
阿久津さんが蔵に帰ってきて地元の農家の人たちとの絆を深め、地元で栽培されている酒米をしっかりつかって醸す酒は、料理の名脇役になることを目指してます。
この「大那特別純米」まさにそのポジション。
ラーメンで有名な喜多方酒「奈良萬純米」。
ふくよかでぽっちゃりしていて、お米の旨味が凝縮してて。
飲んでて知らない間に笑顔になってますよ。
特に燗酒。旨すぎてムカついた事が何度もありました(笑)
青森・西田さんの、やたらとレベルが高くて価格が安い酒「喜久泉吟冠」。
一升瓶で2300円でお釣りがくるんですから、タマランですわ。
そして吟醸造り。香りの立ち具合も素敵やし、もしかしたらワイングラスだって似合ってしまう「ワンランク上の晩酌酒」。
この酒は経験しておいたほうがいい。本気で。
同じく西田さんの定番「田酒 特別純米」。
これはホント料理とセットですね。
毎日の食卓にどーんと一升瓶を置いて(奥さんに嫌われない程度で)、かっこよく晩酌してほしい。
そして、時にはぬる燗にして飲んでみて。
かーちゃんが作ってくれる料理が更にパワーアップしますから。
玄葉さんの「あぶくま特別純米」。ちょっと前まで「特選純米」でした。
名前が変わった理由はまた私に直接聞いてください。
この定番酒のレベルがホント尋常じゃなくて、ひと口飲んでくれた人から「なにこれ、めちゃくちゃ旨いやん」と唸ってくれます。
これは言葉で言うより体験するのが一番いいかも。
「自分が飲みたい酒を造る」というのがモットーの玄葉さん。
まさしくこの酒は、「玄葉さんが飲みたい酒」なんです。
ということで今回ご紹介したお酒はすべて店頭にて購入可能です。
週末、是非お立ち寄りください。
この定番酒の事で思いついた事があるのでちょっと企画してみます。
ちなみに明日は量り売り大会ですよ~(^_^)v
※本日開催の飲み会は受け付け終了しましたー!
★現在参加者募集中のイベント★
★当店詳細★
かどや酒店 茨木市蔵垣内3-18-16 072-625-0787
10:00~19:00(火~金)10:00~18:00(土日)
月祝定休 店舗の信号向い側に1台分の駐車スペースあり