新着情報
2017-03-05 02:39:00
最近本気のブログ更新連発で、ある方に言われました。
「心配になってきます。暇なんですか?」と(笑)
笑いました。確かに暇に見えるかも!
暇なのはいつもなんで、今だからどうのこうのってないのでご安心を(笑)
3月4日(土)は飲み会でした。
1週間前にワイン飲み会したんで、今日来てくれはるんやろかと思ってたんです。参加エントリーもそんなに多くなかったんで。
で、蓋を開けたら37名(笑)久々のディスコ状態。
ここ数回、なぜかオッサンばっかりでこれは正直ヤバいと思ってたんですが、
なんやかんや女子もたくさんきてくれました。
ホッとしました(^_^)v
一升瓶9種の酒を新聞で巻いて、クイズ。
9種類のうち、6種類が生酒で、3種類が生酒以外(火入れ)。
結果、皆さんなかなかすごい!正解の方結構いらっしゃいました!
その時にすべての新聞紙を外してお酒の銘柄公開して。
いろんなどよめきが起こってました。
先入観なく飲む酒。
なかなかオモロいもんです。
興味あるけど行ってへんという方、是非お越しください。
次回は3月25日(土)のワイン飲み会でございます。
エントリーはこちら → https://coubic.com/kadoyasake/
ピンク色した瓶内2次発酵の「わかなみ ももいろにごり」。
これは旨かった!びっくりした!こういうタイプは初めてだ!
3月5日(日)は13時から17時まで量り売り大会。
実際に試飲してみて、気に入ったお酒があれば量り売り依頼してください。
720ml瓶を持ってきてください。
持ってない方も大丈夫。
新瓶を100円で売ってます。
今月分「冩樂純米」「冩樂純米吟醸」販売開始しております。
第2弾入荷の「若波純米吟醸生」味わう価値ありです。
飲み会でも飲んだ「わかなみ ももいろにごり」
スタッフ「すみこ」が「かわいい~~」を連発しておりました。
若波スパークリング。軽快なしゅわ感を楽しんでください。
みんな大好き「田酒特別純米」も土日は店頭販売。
めちゃ濁ってる熊本の蒸留酒、試飲できます。
まだまだ肌寒い。
そんな時には味の凝縮感満載の「磐城壽アカガネ」をどうぞ。
2017-03-04 10:48:00
最近ウチのブログ、長文やなーって思ってる人多いでしょうねー。
そう、長文すぎ。
ブログって写真を多用して文章は短くするのが鉄則みたいなところがあるらしい。
無視しますけど。
ウチのブログ読んでくださってありがとうございます。
ふざけたくらいに少人数なんですけど、ありがたいです。
小学校1クラスくらいの人数でも読んでもらえるのはありがたい。
でもちょっと業界の人多すぎですわ(笑)
酒屋さん、別の酒屋のブログ読んでる暇があったら店の掃除してください(笑)
特にウチのブログなんか読んでもしゃあないですから(^_^)v
さて。
最近定番酒がえらいことになってます。
いや、最近じゃないです。
実はずっとずっと前から定番酒って凄いんです。
店にいるとですね、よく言われるんです。
「何か新しいの入った?」って。
いわゆる季節限定のお酒ですよね。
そういう質問に私も素直に答えますのでしゃあないのですが、毎月いろんな酒蔵さんから季節限定のお酒が登場するもんで、飲み手の立場になって考えるといろんなお酒を飲んでみたいですし、「次!次!新しいお酒!」みたいな感じになります。
分かります。その通りやと思います。
で、毎回違ったお酒(季節限定酒)を飲んでらっしゃる方々に聞いた事があります。
「この蔵元さんの定番酒を飲んだ事ありますか?」って。
そしたら、「言われてみたら飲んだ事ないかも」って、だいたいの人がおっしゃるんですね。
そーなんです。
案外無かったりするんです!
なので皆さん。
心当たりのある人は是非一度、いろんな蔵の定番のお酒を制覇してみません?
蔵元さんは出荷する酒すべてを愛していますが、その中でも「蔵の顔」である定番酒には、とんでもなく神経を注ぎ、ビビるくらいに集中して造ってはるんです。だって、「蔵の顔」ですから、そこで無茶もできませんし、毎日晩酌として飲まれている確率が季節限定酒よりも高い訳なんで、飲んでくれる人の「日常」に入ってる訳です。
酒を愛してくれている人の毎日の生活の一部になっている確率が高い定番酒。
そして実は、飲んでいてホッとする酒、それが定番酒なんです。
定番酒を飲めば、それぞれの蔵元さんが進んでいる方向が見えてくる。
これ、ホント。
毎日の食にさりげなく寄り添ってくれて、飲み飽きせず、知らない間に笑顔になってるのが定番酒。
灘酒「大黒正宗」。
現在、白鶴酒造さんの手造り蔵を借り、大黒正宗の井上さんと知久さんご夫妻が陣頭指揮を執り、大黒正宗が用意した酒米と宮水で醸す、レベル高すぎの酒。だいたい毎日飲める晩酌酒に兵庫県産特A山田錦を使うというのが尋常じゃない。
石川県能登半島の真ん中あたりにある鳥屋酒造さんの「池月」。
悪いけど、ビビる人多し。
特に、料理を自慢とする飲食店店主さんからの評判がすこぶる良い。
食にそっと寄り添ってくれる酒。
蔵元の星さんが立ち上げた花泉酒造さんのSPブランド「ロ万(ろまん)」。
この酒、なんで「ロ万」って言うか知ってます?
カタカナの「ロ」に漢字の「万」で「ロ万」。
蔵元の星さんがある時、酒の仕込みに使うタンクを見てたんですって。
そこにタンクナンバーが書かれてるんですけど、そこに「◇◇号」って書いてた。
「号」っていう漢字。
分解してみると、上が「口」で、下が「万」となってる。
そう、お分かりでしょうか?
蔵元の星さんは、「号」という漢字を見た時に「ロ万」に見えたそうです。
「ロマン?そうか!ロマンだ!酒造りはロマンなんだ!」というところから「ロ万」ブランドが誕生したのです。
この話を聞いた時、「ホンマですか?」って聞いたら真剣な顔で星さんは「ホントですよ!」と強く言ってました(^_^)
この酒はロ万ブランドの定番「ロ万純米吟醸」。
福井県美浜の酒「早瀬浦純米」。
定番中の定番です。
仕込みに使う水が硬水で、とにかく発酵が進む進む。
キリリとした味ある辛口酒に仕上がるのです。
キレある辛口が好きな方が大好きなお酒なんです。
宮城県「山和 特別純米」。
ファッションリーダーで独身(何歳か忘れた)の蔵元・伊藤さんが蔵に帰ってきて立ち上げたブランド。
伊藤さんってセンスあるんですよー。ラベルにしても酒にしても。
この定番酒はホントに優しい口当たりでフワッと広がる旨味を持ってて、そしてスッとやさしく消えていく、やや辛口のお酒に仕上がってます。ホントに辛口の酒って香りもシャープな感じになるんですけど、山和はこれまた違うんですよね~。
ま、飲んでみて。
福岡県大川市「若波純米」。
ウチに来てくれるお客さんみんな、若波のコーナーで立ち止まります。
ラベルが素敵すぎる。
そしてこの定番酒。丸みを帯びたふくよかなお米の旨味をしっかり感じて、のどを通った後も幸せな余韻が残ってて、気がつくとスゥッと消えている。個人的に常温でチビチビ楽しむのが大好きです。
良い酒を造り続ける為の設備投資をやってのけ、これでいい酒が出来なければウソじゃないかと思うくらいに自分にプレッシャーを与える今村嘉一郎さん。とーちゃんがんばれ!
年々進化してますよ「冩樂純米」。
去年なんかどれだけいろんな人に言われたか。
「冩樂って、変わった?」って。
変わったっていうのが分かるって事は、その人はかなり冩樂を飲み続けている人ですよ。
分かるところが凄い。
そう、変化してます。進化してます。
だからこそ毎日飲みたくなる。
当店の定番中の定番。
会津娘には特別本醸造っていうのもあるんですが、前に蔵元の髙橋さんに聞いてみたことあるんです。
「地元では特別本醸造が飲まれてるんですか?」って。そしたら髙橋さんは、
「この純米です」と。
すげー。それはすげー。
箱に空き瓶を入れて蔵に持ってきてくれて、その箱に買った酒を入れて帰って行くんですって。
純米が地元の定番になっている光景。
地元の人が愛している「会津娘純米」。飲むべし。
地元をやたらと愛する栃木「大那」の阿久津さん。
阿久津さんが蔵に帰ってきて地元の農家の人たちとの絆を深め、地元で栽培されている酒米をしっかりつかって醸す酒は、料理の名脇役になることを目指してます。
この「大那特別純米」まさにそのポジション。
ラーメンで有名な喜多方酒「奈良萬純米」。
ふくよかでぽっちゃりしていて、お米の旨味が凝縮してて。
飲んでて知らない間に笑顔になってますよ。
特に燗酒。旨すぎてムカついた事が何度もありました(笑)
青森・西田さんの、やたらとレベルが高くて価格が安い酒「喜久泉吟冠」。
一升瓶で2300円でお釣りがくるんですから、タマランですわ。
そして吟醸造り。香りの立ち具合も素敵やし、もしかしたらワイングラスだって似合ってしまう「ワンランク上の晩酌酒」。
この酒は経験しておいたほうがいい。本気で。
同じく西田さんの定番「田酒 特別純米」。
これはホント料理とセットですね。
毎日の食卓にどーんと一升瓶を置いて(奥さんに嫌われない程度で)、かっこよく晩酌してほしい。
そして、時にはぬる燗にして飲んでみて。
かーちゃんが作ってくれる料理が更にパワーアップしますから。
玄葉さんの「あぶくま特別純米」。ちょっと前まで「特選純米」でした。
名前が変わった理由はまた私に直接聞いてください。
この定番酒のレベルがホント尋常じゃなくて、ひと口飲んでくれた人から「なにこれ、めちゃくちゃ旨いやん」と唸ってくれます。
これは言葉で言うより体験するのが一番いいかも。
「自分が飲みたい酒を造る」というのがモットーの玄葉さん。
まさしくこの酒は、「玄葉さんが飲みたい酒」なんです。
ということで今回ご紹介したお酒はすべて店頭にて購入可能です。
週末、是非お立ち寄りください。
この定番酒の事で思いついた事があるのでちょっと企画してみます。
ちなみに明日は量り売り大会ですよ~(^_^)v
※本日開催の飲み会は受け付け終了しましたー!
★現在参加者募集中のイベント★
★当店詳細★
かどや酒店 茨木市蔵垣内3-18-16 072-625-0787
10:00~19:00(火~金)10:00~18:00(土日)
月祝定休 店舗の信号向い側に1台分の駐車スペースあり
2017-03-03 06:17:00
風呂に入る時、ちょっと遠いところまで車を走らせる時、配達中にコンビニでコーヒーを買って休憩してる時、本を読んでるかボーッとしてます。
どうしようかと最近やたら考える事があるんですが、「考えてる時」ってエエ案は出てきてくれる事が非常に少なく。
本を読んでたりボーッとしている時に「そうか!」とひらめく事が多し。
そして今回、今までの最大の悩みをめちゃくちゃ簡単に解決する方法を見つけました。
私にとってかなりの努力は必要ですが、これが出来ると簡単にプラスの方向に向かってくれるんやないかと思ってます
ということで告知。
3月4日(日)は日本酒飲み会。
先週ワイン飲み会したとこなんで、人が集まってません(笑)
皆さん是非ともふらっとお立ち寄りください。
ゲリラ参加OKとします(^_^)v
詳しくはこちら https://coubic.com/kadoyasake/
そして3月5日(日)は量り売り大会の日。
通常一升瓶のみの商品をお手持ちの720mlに量り売り。
瓶をお持ちでない方は新瓶を100円で売ってますのでそちらをご利用ください。
実際に試飲してみて気に入ったお酒を量り売り。
環境に優しい。エコ。
瓶もリユース。
良いことづくめ。
都島の杉本商店さんが普段から量り売りをしてて、「やったらええやん」との一言で不定期ながらウチでも開催することになった量り売り。
日本酒はもちろん、焼酎でもやっちゃいますので皆さんふるってご参加ください。
エントリー不要。
量り売り可能時間は13時~17時。
よろしくー。
★現在参加者募集中のイベント★
★当店詳細★
かどや酒店 茨木市蔵垣内3-18-16 072-625-0787
10:00~19:00(火~金)10:00~18:00(土日)
月祝定休 店舗の信号向い側に1台分の駐車スペースあり
2017-03-02 08:43:00
ウチは今、ヤマト運輸さんとゆうパックさんの2社さんに、お酒の配達(宅配)を委託といいますか、お願いしております。
そのおかげで、当店が直接運ぶことが出来ないエリアからのご注文にも対応出来るようになりました。
ニュースのとおり、ヤマト運輸さんが今、大変なことになってるらしい。
yahooのニュースで「ヤマト運輸」と検索するといろいろ出てくるのでご覧あれ。
ヤマト運輸さん、過去にクール便なのに常温保管したりで問題になってました。
これはあきらかにアカン。
そこから修正して、クール便の運賃等がアップになりましたが、改善されたようです。
で、今回の件。
Amazonなどのネット通販で物流量が増大し、ヤマト運輸スタッフさんの労働環境悪化そして人員不足。
大変です。
企業としてはお客さんの要望に出来るだけ応えていけるように努力した結果が時間指定可能だったり年中無休配達だったり、注文した商品が翌日に届くだったりと、とにかくいろいろ考えてくれてます。
分かります。
分かるんですが、ちょっと過保護すぎです。
ウチもネットを通じてお酒を送ったりしてますが(あまり注文ないけど(笑))、やっぱり注文した翌日に商品がお客さんの手元に届くっていうのは便利だしお客さんも嬉しいし、こちら側としてもありがたいと思う。
しっかり活用させていただいているウチみたいなものが言うのも何なんですが、過保護ももうちょっとゆるやかでエエんとちゃうかなと。
今まで商売人さん(ウチの親父世代かな?)は「お客さまは神様」的な発想やったと思います。
お客さんからの要望は絶対みたいなところがあったんじゃないですかね。
それがすべてでもないと思うんですけど、私が子供の頃の記憶で、深夜1時頃に当時の得意先のスナックから電話かかってきて、きっと「無くなったから今すぐ持ってきて!」っていう内容の電話やったんでしょう。
親父、寝てたのにそのために起きてブランデー1本配達してましたよ。
それが悪いとかそういうことじゃなくって、きっとその時代はそういう対応があたりまえだったのかもしれないし、深夜1時であろうと店の人は普通に気兼ねなく電話で注文できる関係が親父とあったのかもしれないし、その一部分だけを見て判断できることでもない。
ただ、私は今でも覚えているその光景を見て、「俺は将来絶対に親父の酒屋を継がない」と心に決めました(今、酒屋やってるけど)。
何が言いたいかというと、「便利」っていうのにもどっかでラインを引いてもエエんちゃうかと。
そして、お客さん側でも、何でもかんでも要求ばかりするんじゃなくて、お互いが妥協して納得できるところを作らないと。
私も消費者なんできっといろんなところで要求してしまってたところもあると思います。
それを改めていかないといけないかもしれない。
ファミレスの24時間営業もなくなってきてる。
24時間営業全盛の時は、それはそれでよかったのかもしれない。
でも、時代が変わってきているからこそ店舗側も「24時間営業はやめよう」という方向性に来ているのかもしれない。
コンビニもそう。
24時間。便利。いざという時に開いているという安心感がある。
じゃあ年に何回夜中2時とか3時に買い物に行ってるんやというと、私の場合は年1回とか2回あるかないか。
もしかしたら0回かもしれない。
「夜中は閉まってる」って分かってたら、その環境に人間が合わせばいいと思うんです。
「夜中は閉まってる」から、「今のうちに買っておこう」っていう考えになると思う。
レベルが低い話ですが、ウチの酒屋も15年前、10時から20時の営業でした。
今は、10時から19時(土日は18時閉店)。
閉まるの早いわ!って時々言われますが、開店している時間の間にお客さんに「行きたい!」って思ってもらえる店作りをすることが私たちの役目だと思ってます。それで来てもらえないのならそれはウチの努力不足であり魅力不足。
で、ヤマト運輸さんの話に戻すとですね、お客さんは時間指定できることが「当たり前」になってて、時間指定したにも関わらず不在にしても罪悪感がなかったり、再配達してくれることが「当たり前」で、不在してたのはアンタやのに、その日のうちに再配達を依頼して「今日はお持ちできない」というと逆ギレするらしい人がいたり。
運送業者さんの立場になったら「勘弁してくれ」と思うのは分かります。
ウチはホンマにありがたいことに、数少ないながら全国にお酒を送らせてもらって、そんな難儀なお客さんはほとんどいないので皆さんにはホントに感謝してます。前に代引きで送って「やっぱりいらない」って言われて返される時ありますけどね。まさに「勘弁してくれ」です。
現場の事を上層部はもっと理解すべきだし、なんでもかんでも利益追求しすぎて被害を被るのは現場。
現場の人間が気持ちよく働けてこそ現場がうまいこといくっていう事もよく言われますが、これはホントにそう思う。
ということで、ゆるくいきましょー!
みんなが何かに追われるんじゃなくって、楽しくやっていけるように!