新着情報

2015-06-11 11:24:00

昨日は友達と焼酎を呑みに行ってました。

JR茨木駅から歩いて数分のところにある「いぐれっく」というお店。


(食べログから画像借りました)

ここの店主、倉本さんは私と同い年。

もうアツいアツい。
オモロい店主さんですわ。

ひとりでもふらっと呑みに行きたくなるお店。


昨日は結局4時間呑んでました。
アテをつまみながら友達と呑む酒っていうのはエエですねー。

また行こ。





さて。
ここ数日で急にお問い合わせを頂ける事になった日本酒試飲会。
ご検討の方はお早めにお声がけ下さい-。
速攻無くなるとか、そういう形でのチケット販売はしてませんので今のところ大丈夫ですが、日を追う度に変化しておりますので、ホント「行ってもエエで」という方はお早めにお声がけ下さいませm(_ _)m


【日時】2015年8月8日(土)13:30~16:00←右記時間で出入り自由
【参加費】2500円(前売りチケット制)
【場所】ホテルグリーンプラザ大阪 梅田から徒歩数分 http://www.hgpo.co.jp/access/index.html
【参加してくださる蔵元さん】田酒・山和・会津娘・寫樂・奈良萬・ロ万・磐城壽・早瀬浦・菊鷹・大倉・花巴・大黒正宗

【参加エントリーフォーム】http://form1.fc2.com/form/?id=3b8c1ce9dcf82dc3

【試飲会詳細】http://kadoyasake.com/free/sake


2015-06-07 13:26:00


今日は朝から娘の保育参観でした。

娘、めちゃくちゃシャイです。

運動会でも、親の存在がバレてしまうと、カチンコチンになります。
完全にフリーズ状態です。
毎回同じです。

きっと俺もこういう時代があったんやろなー。



さて。8/8(土)開催の日本酒試飲会の事で、幾つかお客さんから質問がありましたのでお答えします。


Q1.当日券ありますか?

A1.今のところ前売り券のみでと考えてます。今後当日券発行するかもしれませんが、できれば前売りでお願いします。



Q2.なんで土曜日なんですか?日曜が良かった。

A2.皆さんに少しでも多くの蔵元さんと会って欲しかったので、調整したらこの日がベストでした。
   なので、この日に会いに来て下さい。


Q3.なんで昼間なんですか?

A3.飲み会じゃなく試飲会なので昼間にしました。
   16時終了ですので、その後は梅田の街で楽しんでください(^_^)v
   お薦めのお店を当日、パンフレット等でお知らせする予定です。


Q4.飲食店やってます。当日営業なんで行けません。行きたいけど。

A4.是非とも営業を優先してください。ただ、それでも時間を作って行ってやろう!蔵元さんに会いたい!という店主さんの為に、12:30より先行入場して頂けるようにしています。早めに入場していただいて蔵元さんといろんな話をしてみてください-。


今後いろんなご質問等がありましたらまたアップしますねー。






【8月8日(土)開催 日本酒試飲会にお越しくださる蔵元さん その4】


★「菊鷹」藤市酒造さん



この蔵元さんの事を書く前に、ひとりの男の事を書かなければいけません。

その男とは、「山本克明」。

もう10年は経ってないと思うんですが、かなり前に1本の電話を頂きました。

「飲んで欲しいお酒がある」と。

そして「山本克明」という、第一印象からいきなり好印象のひとりの男が店に来てくれたんです。

大阪の蔵元さんで『頭(かしら)』というポジションで酒を造っているとの事。
その時持ってきてくれたお酒は、とても美味しかった。

それから1年くらい経って、その間に何度か会ったりしながら彼が手掛けるお酒を販売させていただくことになりました。

その頃から業界の中では山本さんが無濾過生のままで瓶詰めしたお酒が「山本スペシャル」という名で広がっていき、関西の日本酒通では知らない人はいないんじゃないかというくらいに。


「いつか自分の酒を造りたい」


そんな思いをずっと持ち続けていた中で杜氏の資格を自分のものにし、FA宣言して大阪から愛知県の藤市酒造さんへ「杜氏」として行く事になったんです。


藤市酒造さん。「ことぶき」という自社ブランドを極少量地元のみで出荷してましたが、蔵で製造する大半のお酒は灘の蔵へ「桶売り」してました。


その蔵の杜氏に就いた山本克明さん。
新たなブランドを立ち上げるべく、もともと藤市酒造さんが昔に使っていた「菊鷹」というブランドを復活。
昔ながらの伝統あるラベルデザインも一新し、平成24酒造年度に山廃仕込みの「菊鷹」を蔵元の加藤さんと一緒に立ち上げます。


今までは蔵人として造りに携わってましたが、これからは酒造りの総責任者。
きっとシャレにならないくらいプレッシャーがあると思います。
でも、自分のやってみたいことをやってみる事が出来ます。


今期で造り3年目。
初年度からどんどん洗練されてきて、「山本克明の酒」「藤市酒造の酒」の味がだんだん見えてきたんじゃないですかねー。


あとですね、ここでズバリ言います。

男・山本克明氏の造る酒なら、どんな酒でも俺は売ります。

山本克明の造る酒。
山本克明が造りたい酒。
もしかしたら、様々な要因から結果として「ん~」となってしまった酒が今後あったとしても俺は酒屋の棚に並べます。

ひょっとしたらこの意見に対してはいろんな意見があるかもしれないですけど、私は彼が試行錯誤しながら造りあげたお酒なんだから、山本克明の思いをしっかりと伝えながら発信し続けます。


人と人との信頼関係の中で「ええとこどり」なんてありえない。
全てひっくるめて「信頼関係」だと私は思ってます。



ということで、なんとも胡散臭い話でしたが(笑)、加藤専務と山本杜氏の二人三脚を私はこれからもずっと応援していきます!



8/8当日は、加藤さんと山本さんが参戦してくださる予定です。
知られてないけど実は猛烈な車好きの加藤専務と、とにかく子煩悩な、家族を愛しまくる腰の低い真面目男・山本克明さんと是非会って欲しいです。お二方を見ているだけで、「菊鷹を応援しよう」っていう気持ちになってしまいますよ(^_^)v



2015-06-07 13:26:00


【8月8日(土)日本酒試飲会にお越しくださる蔵元さん その5】


★磐城壽 鈴木酒造店さん


私が24歳か25歳くらいの時でした。
大阪・茨木市北部の山の某所で、造り手さんが集う懇親会みたいなのがありまして。
ちょっとご縁を頂き、参加させてもらいました。

もう約20年くらい前になるんですよねー。懐かしい。

その集いには、大黒正宗の井上ご夫妻(確かこの時は独身やったかな?)や、梅乃宿時代のハーパーさん。大門酒造時代の横道さんなど、今から考えても凄いメンバーだったと思います。

そこに、とにかく髭面で、どう見てもオッサンとしか見えないひとりの男が。

2人で話をしていると、どうも私と同い年だと。


同い年というだけで親近感が湧いてしまうので、話は盛り上がる盛り上がる。
盛り上がるといっても、その男は「わっはっはーー!」という爆笑派ではなく、ホント真面目。
真面目トークで盛り上がりました。


その会話の中で、「俺の実家は福島県の浪江ということで酒を造っている。磐城壽という酒なんだ」と。


髭面の男。鈴木大介。


初めて会った時、鈴木大介は奈良県の「梅乃宿酒造」さんで修行をしてました。
近々蔵に戻って、浪江で酒を造るって行ってましたね。あ-、懐かしい。


それから数年。

私は会津若松の「会津娘」の髙橋亘と出会います。
彼との話の中でたまたま、

「福島県の酒蔵さんで会ったことがある蔵の人がいる。同級生で、鈴木大介って言うんです」というと、髙橋さんが、


「東京農大の同級生ですよ!」と。

ん~、シブすぎる。なんという繋がりだ。こんなことあるのか!
人人とが繋がっていくって、めちゃくちゃ面白いもんやなー。


で、それからしばらくして。


「会津娘」髙橋さんが大阪に来るっていう時があって、その前日にたまたま髙橋さんが「磐城壽」鈴木さんと酒を飲んでたらしいのです。その時に髙橋さんが本気か冗談なのか分かりませんが、


「俺、明日大阪に行くんだけど、大介も大阪に行くか?」って鈴木さんに聞いたんですって。そしたら、


「行く」と鈴木さん。


え~~~!マジ!どれだけ即答やねん!
福島から大阪!遠いぞ!即答!マジ!
隣町に行くレベルじゃないですから!


ということでですね、鈴木さんは髙橋さんと大阪に来てくれたのでした(笑)


何年ぶりかの再会でしたねー。


ね、なんか繋がるって面白くないっすか?


それから数年後。私は福島県浪江の鈴木酒造店さんを訪問します。



小さいながらも精米所があって。
自家製の急冷道具があって。
普通に地元の人がお酒を買いにきていて。
毎年新たなるチャレンジをしている小仕込み部屋もあって。
熟成に力を入れている内緒の貯蔵庫があって。
横に長い縁側のある母屋で、鈴木さんのお母さんが入れてくれたお茶を飲ませてもらったり。
自家製の三五八(麹で漬けたお漬け物・郷土料理)を頂きながら磐城壽のお酒を試飲したり。

「ラベルを変更しようと思ってる」と、新たなラベルデザインを見せてもらったり。

蔵の目の前にある請戸漁港を2人で歩たり。

「ウチは漁師の祝い酒なんだ」と鈴木大介はアツく語ってくれました。

漁港の前にあった食堂で食べた、請戸漁港で水揚げされた魚は旨かった!



その全てが無くなってしまった。

(続く)




2015-06-05 23:34:00



どんどん更新していきます。

8/8梅田にて開催します日本酒試飲会情報。

試飲会開催中、BGMをどうしようかなーと結構マジで考えてました。
そしたら数日前、酒繋がりの友達が、

「俺、試飲会でいらんか?」と。

その友達、ミュージシャンです。
サックスプレイヤーです。
CDも出してます。

結論。
友達が試飲会で、BGMの音楽を演奏してくれることになりました。
ありがたい。とてもありがたい。感激です。

生演奏ですよ生演奏。
シブすぎないっすか?

心地いいBGMの中でゆっくり試飲をお楽しみください。

ただ、試飲会開催中ずっと友達が演奏してくれる訳じゃないです。
おそらく、彼らも途中で試飲すると思うので、その時はBGMストップです(^_^)v
BGMがストップしている時は、彼らも絶賛試飲中と思っててください(笑)


さて。
連続投稿。

試飲会にお越し頂ける蔵元さん紹介です。

あ、先に言うときます。
私がする蔵元さん紹介は、「いついつ創業して、どれだけの量のお酒を造ってて・・」っていう感じじゃないのでお許し下さい。実はそのへんあまり知らなかったりします(笑)

私の中の、今回の試飲会のテーマは「造り手さんに会ってほしい」

蔵元さん紹介は「人の紹介」というか、なんかそういう事を書いてる事が多いのでよろしくお願いします。

じゃあ、いきますー。



【8/8(土)開催 日本酒試飲会 蔵元さん紹介 その3】

★会津娘 髙橋庄作酒造店さん


おそらく私が26歳か27歳くらいの時ですから、今から17年前くらいでしょうか。
当時、どうしても飲んでみたいお酒がありました。

「会津娘」というお酒でした。

酒屋ということを名乗り、「一度飲んでみたいので買わせてください」と蔵元さんに電話をしたのが最初。

購入したのは、「会津娘 本醸造」。美味しかった-。人生で生まれて初めて一升瓶を何日かかけて飲み干したんです。


それからしばらくして、会津若松出身の大学時代の同級生で、会津若松で染め物屋をしている「安藤」という男がいるんですが、その彼が結婚するとのことで式に参列する為に会津若松に行く事になります。

で、その新婚ウキウキ安藤君に、
「実は行ってみたい酒蔵さんがある。会津娘というお酒を造ってる髙橋さんに会いに行きたい」と伝えると、

「髙橋?聞いた事あるぞ。もしかしたら高校時代の同級生じゃないか?」と。

な!なんという偶然!
同級生ということは、私と同い年か!びっくりしました。


よくよく聞いてみると、安藤氏と髙橋氏は同じ高校で同級生だけど、ほとんど面識はなかったらしい。

最終的には安藤君の結婚式の前日に若松入りして彼の車で蔵まで送ってもらったんですが、到着した蔵の玄関の前で安藤氏と髙橋氏は「はじめまして」みたいな感じで、なんか名刺交換してました(笑)
ホンマにほとんど知らんかったんや(^_^)


人は繋がるんやなー、面白いもんやなーと思いました。

で、その日は髙橋さんの蔵を見学させてもらって、会津の十割蕎麦を食べに2軒はしごして。

あの時の事はホントに今でもよく覚えてます。

そこからご縁を頂いて、約15年経ちました-。

私と同い年の髙橋亘さん。
単車とカメラと家族と会津を愛しまくる男です。


会津という地で会津の人が会津で育てたお米を使い、会津の人の手で会津の酒を醸す。

「土産土法(どさんどほう)」という、全くブレない信念のもとで会津の酒を醸し続けています。

30代半ばまでお互いずっと独身で、お互い結婚出来るんか?と思ってたら気がつくと髙橋さんが先に結婚して、それから数年後にやっと私も結婚できた!いやー、よかったよかった(笑)



ということで、「会津娘」の事、髙橋亘氏の事はまだまだ書きたい事山ほどあるんですが、猛烈な長文になりますのでやめときます。是非試飲会当日に、髙橋亘に会って下さい。ひとことでもいいから髙橋亘と喋ってみて下さい。


それだけできっと、「会津娘」という酒の魅力、「髙橋亘」というひとりの男の魅力を感じてもらえると思います。
「あー、かどやの言うてたことはこういうことか!」と、きっと納得してもらえるはず(^_^)v


「ベストジーニスト」みたいな「ベスト麦わら帽子ニスト」みたいなコンテストがあれば確実に優勝するという噂が業界内であるほどに『田んぼが似合う』男、髙橋亘。


試飲会当日はタカハシワタルブースへ麦わら帽子をかぶって集合せよ!






2015-06-05 23:33:00


同じ日に連続投稿です。
すみません。
現在週末です。
旨い酒を飲みながら、がっつり長文を読んで下さい(^_^)v



8/8梅田で開催する日本酒試飲会。
開催時間は13:30~16:00です。
この時間内で、ご都合の良い時にお越しください。
ただ、現段階では前売りチケットをお持ちの方の入場となりますのでご注意ください。
現在店頭にてボチボチ販売しております。


「行ってみたいなー。でも仕事がなー」っておっしゃる飲食店店主さんやスタッフさんもいらっしゃると思います。仕込みもあるでしょうし、なかなか営業前に試飲会に行けないという方もいらっしゃるかも。

ということで、一般の方は13:30からですが、その日営業される飲食店さんの皆様は12:30~先行入場して頂けるようにしております。

12:30よりお越し頂き、ゆったりした空間で蔵元さんに会っていろいろお話してみてください。

「これなら行けるぞ!」と思ってくださったら、是非ともお待ちしております。


さて。

試飲会にお越しくださる蔵元さん紹介その2。





【8月8日開催 日本酒試飲会 蔵元さん紹介 その2】


★奈良萬・夢心 夢心酒造さん

福島県喜多方市の蔵元・夢心酒造さん。

当主の東海林伸夫さんとは、なぜかずっと飲み友達みたいな感じでした。
酒蔵と酒屋って、どうしても取引云々の話になる事が多いのですが、東海林さんとは何年も全然そんなふうにならなくて。


仙台で飲んだり、大阪で飲んだり。


でも、大阪で飲む事が多かったですかねー。

「大阪に行くから」と連絡をもらって、「じゃあ飲みにいきましょうか」

ずっとこんな感じでした(笑)



で、それからある出来事がきっかけで当店にも「奈良萬」のお酒が並ぶようになったんですが、その時には既に3年くらいずっと飲み友達みたいな感じでしたので、酒を飲む時には結構真面目な話とかもした訳です。

東海林さんの考え、「奈良萬」に対する思い。

自分の中でしっかりと理解した上でのスタートだったので、その段階で「奈良萬」というお酒は単なる「モノ」ではありませんでした。そして、お薦めすればする程にお客さんが受け止めてくれて、実際に飲んで多くの人が「旨い!」と感想を言ってくれる。

東海林さんのお酒は、ホントいつ飲んでも安心できるんです。

安定感があるんです。生酒であっても火入れ酒であっても。
いつ飲んでも旨い。誰が飲んでも旨いと感じる。


東海林さんっていつも、自分の蔵のお酒の事を言わないんですよねー。
じゃあどんな話をしてるかっていうと、「福島県の酒」の事なんです。

同じ福島で酒を造っている仲間の話とか、「あそこの酒はいいよ」とか。

ま、簡単に言ってしまうと、全然自分のところのお酒の宣伝とかをしない。
全国酒の会とかで飛び回ってますが、これもどっちかというと、「奈良萬」というより「福島の酒」の事を考えて動いてはるんじゃないかと私は思うのです。


で、ちょっと違う話ですが。

たくさんある話の中でひとつ、あえてここに皆さんにお伝えしたい東海林さんの話。
(きっと東海林さんは覚えてないでしょうけど)


東日本大震災で蔵ごと流されてしまい、今は山形県で酒を醸している「磐城壽」鈴木酒造店さん。

杜氏の鈴木大介さんが懸命に頑張ってます。

ある時、東海林さんと「奈良萬」のお酒の話をしてたんです。
そしたら、東海林さんが


「しばらくはウチの酒は売らなくていいから、大介の酒をしっかりと売ってくれ」

仲間思いの東海林さん。

そんな事を言われると、磐城壽のお酒はもちろん、東海林さんのお酒も懸命に伝えたくなりますよ。

「奈良萬」という酒はきっと、東海林さんという『人』に会ってもらえると更に旨く感じる『東海林さん分身の酒』かもしれません。

8/8当日は、まさしく蔵主の東海林伸夫さんが「奈良萬ブース」にドドーンと存在感満載でスタンバイしてくれます。

是非とも奈良萬ブースで「あの東海林さんですか?」と話しかけてみて下さい(笑)